インドの盲学校にプレゼントを贈ろうと募金活動をしてきた飯田市浜井場小学校6年2組の6人が2日、
集めたお金とクラス全員の合唱を録音したテープを、インドで活動している国際交流団体
「国際子ども村ハッピーバリー」の代表を務める大神のりえさん(54)に手渡した。
6年2組は総合学習の時間で「人助け」について勉強しており、
飢餓問題や地雷撤去など関心のあるテーマごとに児童たちがグループを作って活動している。
インドの盲学校のための募金活動をしたのは、
「教育・医療」グループの山田さん(12)、矢嶋くん(11)、清沢くん(11)、三浦さん(12)、三浦さん(12)、林恵さん(11)の6人。
7月の夏休みの期間に計4日間、同市上郷黒田のスーパー「やまきや上郷店」の前で募金活動をして、
3万561円を集め、大神さんに、インドのカルナーダカ州バンガロールにある盲学校に届けてもらうことにした。
この日同小を訪れた大神さんは、募金を使って何を贈るかをクラス全員の児童と話し合った。
児童からは食糧や机などの意見が出たが、結局、盲学校の関係者と「いま何が一番必要か」を相談して決めることにした。
児童が盲学校の生徒たちに贈る合唱「信じる」を聞いた大神さんは
「皆さんの歌に感動しました。お金とメッセージを、しっかりと届けます」
と語りかけた。
児童たちは
「不安になった時には、私たちの歌を聴いて元気になってほしい」
などと話している。
(海老名徳馬)
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20061103/lcl_____ngn_____007.shtml