【ソマリア】紛争への外国軍介入で戦争も-国連報告書/難民続出[061028]

【ナイロビ２８日共同】イスラム原理主義勢力と暫定政府の対立が深まるソマリアで、
近隣の外国軍介入などにより戦争が起きる恐れがあると指摘する
国連の機密指定文書の内容が２８日までに明らかになった。ＡＰ通信が伝えた。

２６日付の同文書によると、外交筋の推定でソマリアには暫定政府を支援するエチオピア軍６０００−８０００人、
イスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」を支援するエリトリア軍２０００人が駐留。
このほかウガンダやイエメンが暫定政府を支持し、イランやリビア、サウジアラビアなどが法廷会議を支持するなど、
東アフリカ諸国や中東諸国を巻き込んだ大きな対立構図となっている。

特にエチオピアのソマリア関与は顕著で、法廷会議は既にエチオピアに対し「聖戦」を宣言。
一方、エチオピアのメレス首相も「厳密な解釈では戦争状態」にあることを認めている。

また、同文書ではソマリア支援のために国連は法廷会議との関係についての明確な政策が不可欠と強調。
だが、法廷会議指導者のアウェイス師が米政府のテロ関係者リストに載っていることが支援を進める上での障壁と指摘している。

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006102801000099
(画像)27日ソマリアの首都モガディシオでエチオピアによる暫定政府支援に抗議する集会に参加した民兵（ＡＰ＝共同）
http://flash24.kyodo.co.jp/photo/PN20061028/PN2006102801000105.-.-.CI0002.jpg


2006-10-28 　エチオピアとエリトリアの介入でソマリアが全面内戦の危機に（アル・アハラーム紙）
■　8000人のエチオピア軍兵士が、ソマリアの「イスラーム法廷」軍兵士との戦闘のために集結
2006年10月28日付アル・アハラーム紙（エジプト）HP1面
【ワシントン、モガディシオ：諸通信社】
ソマリアにおける治安情勢の緊迫は悪化する一方の地域の人道状況に暗い影を落とし、
ソマリア住民のケニア北部への集団退避の波が発生している。

この動きを受けて国連の極秘報告書は、目下の紛争に外国が介入することによってソマリアは、
暫定政府軍と「イスラーム法廷」軍の全面戦争に陥る可能性があると警告した。
またこの報告書によれば、暫定政府軍を支持する8000人のエチオピア軍兵士がソマリア領内に集結する一方、
「イスラーム法廷」軍を支持するエリトリア軍2000人も集結していることが確認されている。

すでに国連難民高等弁務官事務所（ＵＮＨＣＲ）は、難民受け入れのためにケニア北部に設けられたキャンプでは、
戦闘地域から避難してきたソマリア人難民を収容しきれないと発表している。
同事務所が明らかにしたところでは、難民の数が16万人を越えているのに対し、
キャンプは6万人までしか受け入れられないことから、新たな人道的悲劇が発生しうる状況となっている。

さらに同事務所は、難民の需要にこたえるための水、食糧、医薬品が著しく不足しており、
3200万ドル相当の必需品を緊急に用意する必要があると述べた。

URL: http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/061028ahram_fk.mht
（翻訳者：勝畑冬実）
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News20061030_3813.html

関連スレ(dat落ち)
【ソマリア】国会議事堂前で爆発後に銃撃戦11人死亡/ユスフ暫定大統領は無事[060918]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1158664486/
ソマリアがケニア国境閉鎖 AUを警戒(9/26)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1159236771/

あああ

ﾌﾞﾗｯｸﾎｰｸﾀﾞｳﾝ！
ブラックホークダウン！

あああ

パンギムンがガリ事務総長のときみたいにならないといいが・・・

（；´д`）＜お手上げ

俺の代わりにお前が出撃だ

↓

世界はもはや
戦争しないと収まらない状態だ

ソマリア紛争、周辺国に拡大の懸念
http://www.sankei.co.jp/news/061113/kok001.htm

【ワシントン＝有元隆志】無政府状態が続く東アフリカのソマリアで、
暫定政府とイスラム原理主義勢力「イスラム法廷」の和平協議が行き詰まりをみせたことで、
エチオピアなど周辺国も巻き込んで紛争が拡大するとの懸念が出ている。
米政府は対話再開を求めているが、米紙ワシントン・タイムズはこのほど、
イスラム法廷と国際テロ組織アルカーイダの連携を指摘したほか、
暫定政府が今後数週間のうちに敗北する危険にさらされていると報じた。

同紙が現地情勢に詳しい米軍関係者の話として伝えたところによると、
ソマリアではアルカーイダ幹部６人がイスラム法廷と連携しているほか、
イスラム教シーア派組織ヒズボラ（神の党）も同様のイスラム法廷に協力している。
イラン人もソマリア南部のウラン鉱床に注目し、滞在しているといわれているという。

イスラム法廷はアルカーイダとの関係を否定しているが、
米政府はソマリアが国際テロ組織の新たな拠点となることに「大きな懸念」（マコーマック国務省報道官）を抱いている。

厳格なイスラム法を適用し、イスラム国家の建設を目指すイスラム法廷は、
首都モガディシオ以外にも勢力を広げ、ソマリアの大部分を支配下においている。暫定政府は首都北西のバイドアに後退している。

イスラム法廷の勢力拡大を懸念する隣国のエチオピアは暫定政府を支援している。
これに対し、エチオピアと国境沿いの地域の領有権争いをしているエリトリアはイスラム法廷を支持している。

ＡＰ通信がこのほど入手した国連の秘密報告によると、
ソマリア国内にはエチオピア軍が６０００−８０００人、エリトリア軍が２０００人駐留している。

イスラム法廷はエチオピア軍が国外に退去することを求めており、
このほど和平協議が不調に終わった後、バイドア近くに兵力を増強したとの報道もある。

ＡＰ通信によると、暫定政府、イスラム法廷双方とも対話の意思はあるとしているが、
マコーマック報道官は記者会見で、「極めて難しい状況にある」と認めた。

米政府は１０月末に、ソマリアのイスラム過激派が隣国のケニアやエチオピアで
自爆攻撃をする可能性があるとして、両国に滞在する米市民に警戒を呼びかけた。