世界最大のトランスセクシャル美人コンテスト - タイ
【バンコク/タイ 28日 AFP】
ビーチで有名な観光地パタヤ(Pattaya)で、世界最大のトランス・セクシャル美人コンテストが
2日間の日程で開催されている。どんなショーにも真剣になるタイのお国柄、
既存のミス・コンテスト同様、性転換手術を受けた24人が華やかにその美を競う。
■タイ国内だけでの25万人の視聴者
「ミス・インターナショナル・クイーン2006」は今年で3回目。出場者は金曜の夜、様々な演技や
パフォーマンスを競うタレント競技に参加。優秀者10人が決勝出場者として土曜夜、
ミス・インターナショナル・クイーンの座をかけて争う。賞金は1万ドル(約120万円)。
「ユニークなイベントでしょう。私たち以外、世界のどこでもやっていませんよ」と、
ミス・インターナショナル・クイーン実行委員会のAlisa Phanthusak委員長は語る。
決勝は国内にテレビ中継され、各国へも衛星放送で放送される。
タイ国内だけで25万人以上が番組を見ると予想されている。
「美人コンテストといえば、タイ人はみんなすごく熱心になります」と、トークショーの司会者で、
今回の審査員も勤めるSeree Wongmonthaさんは語る。
■人生最大の難関
出場者の出身地は国際色豊かで、アジア域内ではタイ、マレーシア、フィリピン、日本、
遠くは米国、メキシコ、エジプト、オーストラリアから参加している。
タイ代表のRathawee Jerraprapakulさんは、昨年米国代表のMimi Marksさんに奪われた
ミス・インターナショナル・クイーンの座を、タイへ奪還する決意だ。
「人生の、これまで出会ったなかで最大の難関かもしれない。けれど、
世界クラスのクイーンの座を競えることは、特権よね」(Rathaweeさん)。
なお、開催費用18万9000ドル(約2220万円)のショーを主催するのは、
女装ダンサーのショーで有名なパタヤのナイトクラブ、「ティファニーズ・ショー・パタヤ」。
トランスセクシャルのキャバレーとして世界最大といわれ、
ビーチのみならず性風俗産業の盛んなパタヤ観光の目玉のひとつだ。
写真は「ミス・インターナショナル・クイーン2005」の受賞式。
優勝は米国人のMimi Marksさん(34、中央)(2005年10月29日撮影)。(c)
http://www.afpbb.com/article/1025901 世界一のトランスセクシャル美人が決定 - タイ
【バンコク/タイ 29日 AFP】
世界一のトランスセクシャル美人を決める「ミス・インターナショナル・クイーン2006
(Miss International Queen 2006)」がパタヤで開催され、メキシコ出身の
エリカ・アンドレスさん(Erica Andrews)が本年度ミスの栄冠に輝いた。
3回目を迎えた今年のコンテストには米国、エジプト、フィリピン、日本など世界各国から
24人の代表が参加した。
写真は優勝したエリカ・アンドレスさん。(c)AFP PORNCHAI KITTIWONGSAKUL
http://www.afpbb.com/article/1028081 http://www.afpbb.com/article/1028077?offset=0