23日夜、フランス南部ニームに近い町ヴォヴェールで、覆面をした5人組が武器輸出業者
Sidamを経営する家族を襲い、リボルバー300丁とピストル50丁を強奪した。
フランス警察では犯行に使われた手錠が、ETA (バスク祖国と自由) メンバーが3月にフ
ランス警官2人から奪ったものであることから、ETAの犯行と見て捜査中。
スペイン政府内務省では、今回の犯行がETA幹部の命令によるものだとすると、政府と
ETAとの和平交渉に重大な影響を及ぼすと危惧。欧州議会でバスク和平交渉支持/不
支持の決議がとられる直前の犯行であることから、和平交渉の停滞を打破する意図なの
ではとの見方も示している。
http://www.spain-ya.com/Pages/nt061025.htm