[パリ 3日 ロイター]
イランは、同国の核開発をめぐる問題解決に向け、フランスに対し、
コンソーシアム(企業連合)を結成し、イランのウラン濃縮作業を監視することを提案した。
イランのサイディ原子力庁次官が3日、フランスのラジオ局フランス・アンフォに対し語った。
同次官は「問題解決に向けた案を考え出した。
フランスが、イランでウラン濃縮活動を行うコンソーシアムを結成することを提案する」と述べ、
こうすることで、フランスは同国の企業であるユーロディフやアレバ などを通じて、
イランのウラン濃縮活動を明確に監視することができる、と指摘した。
フランス外務省は、この報道に対する直接のコメントは控え
「重要なのは欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表と
イランのラリジャニ最高安全保障委員会事務局長の交渉の結果だ」としている。
ソラナEU代表とラリジャニ事務局長のイラン核問題をめぐる交渉は続いているが、
まだ具体的な結論には達していない。
■ソース
Yahoo!ニュース(ロイター) - 10月3日19時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061003-00000719-reu-int