足が通常より2本多いメスのニワトリが21日、当地の養鶏場で発見された。養鶏場では
3万6000羽が飼育されており、このニワトリは1年半もの間全く誰にも気づかれなかった。
養鶏場のオーナー、マーク・ブレンドルさんが地方紙デーリー・アメリカンに語ったところに
よると、ニワトリには足の数以外の異常はない。養鶏業に携わって30年のブレンドルさん
だが、このようなニワトリを見たのは初めてという。
4本の足はほぼ同じ長さ。前の2本は正常だが後ろの2本が機能していないため、ニワトリは
歩行の際に後ろの2本を引きずっているような状態になる。
遺伝学の専門家であるクリフ・トンプソン元ピッツバーグ大学教授は、異常の明確な原因が
不明だとしたうえで、発達面で変異が起きた可能性を指摘した。
ブレンドルさんの娘アシュレーさん(13)は、ニワトリを「ヘンリエッタ」と名づけた。
ブレンドルさんが冗談でヘンリエッタをインターネット・オークションにかけようと
提案したところ、アシュレーさんは反対したという。
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