キリスト教徒の処刑うけ暴動 インドネシア
インドネシア・パル(AP)
イスラム教徒への攻撃の首謀者とされたキリスト教徒3人が処刑されたインドネシアのスラウェシ島で、22日、
暴動が発生した。宗教抗争の再燃を危ぐする声も出ている。
同島ポソの警察署長によると、島内の複数の村で、暴徒らが車や派出所に放火。治安部隊が出動して鎮圧した。
このほか、刑務所に火をつけて数十人の服役囚が脱獄
▽道路を障害物で封鎖
▽イスラム教徒が経営する商店やレストランで略奪、
などの動きがみられるという。
処刑された3人の出身地のフローレス島では、なたを手にした暴徒らが通りを行き来し、
女性や子供たちがパニック状態に陥っている。
イスラム、キリスト両教徒間の宗教抗争を発端として、3人は2000年5月、
イスラム系の学校などへの攻撃を首謀したとして死刑判決を受け、22日未明、銃殺された。
CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200609220015.html キリスト教徒らの死刑執行を前に、ジャカルタで平和を祈るイスラム教徒ら
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