【フランス】国際テロ組織との新たな対峙 - アルジェリア系テロ組織の活動加速か[060919]
「国際テロ組織との新たな対峙−フランス アルジェリア系テロ組織の活動加速か」
国際テロ組織アルカイダのナンバー2のザワヒリ容疑者が、アルジェリアのイスラム過激派
組織のネットワーク入りを認めたことで、にわかにフランスでのテロの脅威が高まっている。
ドビルパン仏首相もテロの脅威を認めているが、欧州最大のイスラム教徒を抱える
フランスとしては、深刻な事態への発展が懸念されている。
ザワヒリ容疑者は先週、アルジェリアのイスラム過激派、宣教闘争イスラム集団(GSPC)が、
正式にアルカイダのネットワークに入ったことを宣言した。同時にフランスに対するテロ実行も
示唆したため、ドビルパン首相は十四日、フランスもテロの標的になる可能性が高まった
との考えを示した。
ドビルパン首相は「現実に(テロの)リスクのある状況だ」と述べ、フランス国内がテロの
標的になる可能性があるとして、警戒を続けることを表明した。一方、サルコジ仏内相は
「すでに警戒レベルを上げており、淡々と仕事をこなすだけだ」と述べ、脅迫には動じない
との構えを見せた。
今回のザワヒリ容疑者の声明は、ビデオメッセージの形で流され、世界中の注目を集めた。
メッセージの中で、ザワヒリ容疑者は、アルジェリアの旧宗主国フランスをはじめ、
米国や英国を標的としたテロを実行すると述べている。GSPCは、アルジェリアで
一万五千人以上が犠牲となった一九九二年から続いた内戦で、無差別テロを繰り返した
武装イスラム集団(GIA)から分派し、アルジェリアで最も危険な過激派組織とみられている。
GIAは九五年年七月の地下鉄サン・ミッシェル駅に始まった大規模な連続爆弾テロを実行し、
フランスを中心に欧州各地に拠点を置いていた。その後身であるGSPCは、9・11
米国テロ以降、米国が作成した危険なテロ組織のリストに掲載され、かねてからアルカイダとの
関係も指摘され、昨年、同グループは「フランスは敵国ナンバーワン」という声明を出している。
そのGSPCはアルジェリアで十四日、アルカイダを率いるウサマ・ビンラディンに対する
忠誠を誓う声明を発表、同時にアルジェリア国内での聖戦を遂行することを誓約した。
GSPCは過去、服役中の過激派の釈放を盛り込んだ政府の恩赦提案も拒否し、アルジェリア
東部を拠点に活動を展開しており、現在約五百人の活動メンバーがいるとみられている。
GSPCは、アルジェリア国内では、GIAにより築かれた犯罪集団的イメージの払拭
(ふっしょく)に力を入れてきた。GIAは過去、一般市民を巻き込んだ無差別テロを繰り返し、
女性や子供を殺害している。GSPCはGIAにより失った国民的支持を回復させ、
「聖戦」の支持拡大を狙っている。昨年十月には、サハラ砂漠の旅に参加していた欧州人
三十二人を誘拐し、一人が熱射病で死亡、残りは今年になって解放されている。
フランスはアルジェリアの旧宗主国として、アルジェリアに対しては現在も強い影響力を
保持している。一九九九年の選挙でブーテフリカ政権が発足して以来、国内では国民融和
政策を進め、服役中のイスラム過激派の釈放などを進める一方、フランスの影響を極力排除し、
独立国家としての体制を整えてきた。
ブーテフリカ政権は、その一方で一般市民を巻き込んだテロを繰り返すGIAへの掃討作戦を
強化し、多くのGIA指導者を逮捕あるいは殺害し、組織の弱体化を図ってきた。GSPCは、
そのような状況の中から生まれ、無差別テロから、標的を絞り込んだテロを実行するようになった。
GSPCの活動に関し、この春、ルモンド紙やリベラシオン紙が、この数年の指導者の
殺害による交代などで、組織自体は求心力を弱めていると分析していた。また、小規模なテロは
継続しているものの政府と何度にもわたる衝突で、人材が奪われ、確実な弱体化が進んでいると
指摘する分析もあった。
(※
>>2以降に続きます)
引用元:世界日報
http://www.worldtimes.co.jp/ (2006年9月19日)
http://www.worldtimes.co.jp/w/eu/eu2/kr060919.html 関連スレ:
【中東情勢】アルカイダ最新公開ビデオ、フランスを標的にと呼びかけ=新聞(09/17)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1158425227/
(※
>>1よりの続き)
一方、フランスとイタリア警察は今年四月、両国でテロ組織支援活動をしていたとみられる
容疑者十二人を逮捕、全員がアルジェリア系で、GSPCのメンバーとみられている。
捜査当局は、偽装公文書、不法移民の斡旋(あっせん)などで、資金を稼いでいたとみて逮捕した。
特に偽装旅券の斡旋業者は、GSPCが深く関与していることが確認されている。
昨年九月にフランスで逮捕されたモハメド・ベンヤミナ容疑者の証言から、パリの地下鉄および、
オルリー空港を標的としたテロが準備されていたことが判明した。また、この時、同時に
逮捕されたサファ・ブラダ容疑者は、GSPCの一員として活動していたことが確認されている。
ブラダ容疑者は、一九九五年に百十七人の死者を出したパリ地下鉄サン・ミッシェル駅で
起きた連続爆弾テロを支援した罪で、一九九八年から、十年の刑で服役していたが、
二〇〇三年に保釈された。仏国土監視局(DTS)のテロ対策専門のブルギエール判事は、
GSPCが、アルカイダから資金提供を受ければ、再び、力を盛り返してくる可能性は
否定できないと指摘している。
フランス政府は、アルカイダがGSPCと深く結び付いた正式声明があったことを受け、
フランスを標的としたテロの脅威が高まったとの判断を下している。専門家の間では、
アルカイダはもはや一つの組織ではなく、ネットワーク化されており、各地のテログループを
手足として連携活動するように変貌(へんぼう)しているとの見方が一般化している。
フランスでは二〇〇四年九月に、イスラム教徒を標的とした公立学校でのイスラムの
スカーフ着用を禁止する法律が施行され、世界中のイスラム団体が反発した。フランスは、
アラブ世界に強硬な米英とは距離を置いているものの、昨年はムハンマドの肖像をメディアが
積極的に掲載するなど、イスラム教自体を差別する動きが存在している。
欧州最大のイスラム教徒を抱えるフランスは、イスラエルや中東情勢が直接国内にも影響
しかねない現実がある。一般的に穏健派でテロに反対するイスラム教徒が主流のフランスだが、
テロへの警戒を強めている。
引用元:世界日報
http://www.worldtimes.co.jp/ (2006年9月19日)
http://www.worldtimes.co.jp/w/eu/eu2/kr060919.html
3 :
七つの海の名無しさん:2006/09/20(水) 23:41:45 ID:7GvpWT+J
長すぎて読む気になれない
すみませんが誰か簡単にまとめてはいただけないでしょうか?
>>3 フランスむかつく
インシャ・アッラー
やっちまえ
5 :
七つの海の名無しさん:2006/09/20(水) 23:49:57 ID:C7bHS1hv
今日は アフガニスタンで
文房具をもらう為に集まった 子供たちの中に
自爆テロが 飛び込んだぞ!!
鉛筆やノートが 欲しくて
勉強して 先生や、医者になりたくて
瞳をキラキラ輝かして いただろう子供たちが
20人以上も 殺された!! 殺された!! 殺された!!
テロリストの 応援者達よ!! テロに言い訳を与えている 偽善者どもよ!!
今日死んだ 子供たちに 何の罪があったんだ!!??
今日自爆した テロリストに なんの正義があったんだ!!??
不法移民が、わるいんだよ。
7 :
七つの海の名無しさん:2006/09/21(木) 00:22:43 ID:pcdbOI90
>>3 フランスに多いアルジェリア系移民、その中のイスラム過激派がアルカイダの
メンバーとして認められてしまった。これでますますフランス国内でテロが起きそう。
厄介な事態だね、不法移民うざいねと言う事。
8 :
七つの海の名無しさん:2006/09/21(木) 09:42:43 ID:SYvcYz/s
フランスは国内のテロ対策で手一杯
下手に国外のテロ組織と対峙すれば国内のテロも活発になる
ヒズボラへの対応も腰が引けてる
イラク攻撃反対したのにw
10 :
七つの海の名無しさん:2006/09/21(木) 18:53:29 ID:iPJV4bFW
フランスもイタリアも左派が多い。
でも、アルカイダに狙われちゃうんだよね。
いつまでも逃げ回って命乞いをしててもだめだと
言うことに気づけよ。リベラルども。
アルジェリア‥朝鮮
フランス‥日本
と解釈?したが。