【イベリア半島】ジブラルタルで関係正常化 英国とスペインが合意[2006/09/20]

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1依頼@芋の煮っ転がされφ ★
【ブリュッセル19日共同】
 スペインからの報道によると、英国とスペインが約300年にわたり領有を争ってきた
イベリア半島南端の英領ジブラルタルについて、両国とジブラルタルの3者が18日、
関係正常化に関する協定に調印、ジブラルタルを発着する民間機のスペイン空域通過が
認められるほか、人や物資の通過手続きも簡素化されることになった。

 ジブラルタルは1704年に英国が占領、
スペインが返還を要求しているが、協定は「帰属問題」を棚上げした。

 スペイン南部コルドバでの調印式で同国のモラティノス外相と
英国のフーン外務担当閣内相は「歴史的な合意」と評価した。

 地中海の交通の要衝を占めるジブラルタルは面積6・5平方キロ、人口約2万8000人。
1713年のユトレヒト条約で英領とされたが、スペインは地理的に自国の一部と主張し、
1969年にはスペイン側が境界を閉鎖。

 以後もスペイン政府はジブラルタル発着の航空機の空域通過を認めていなかった。

■ソース
岩手日報[ 2006年09月19日]
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_s.cgi?s_main+CN2006091901000097_2