兄妹が65年ぶり再会 離散ユダヤ人、孫が調査
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【エルサレム19日共同】
ナチス・ドイツに支配されたルーマニアで生き別れになり、
お互い死亡したと思っていたユダヤ人の兄妹が、
孫のインターネット検索を手掛かりに消息を確認、
イスラエルで先週、65年ぶりの再会を果たした。
AP通信によると、兄妹はカナダ在住のサイモン・グラスバーグさん(81)と
イスラエル在住のヒルダ・シュリクさん(75)。
2人は18日、エルサレムのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念館「ヤド・バシェム」で
報道陣の取材に応じ、サイモンさんは「再会した時は言葉にならなかった」などと語った。
ルーマニアでナチスの追及を逃れるため、サイモンさんは1941年、
両親、兄弟とともに地下室で避難生活に入り、ヒルダさんは姉とウズベキスタンに脱出した。
ヒルダさんはエストニアでの生活を経て98年にイスラエルに移住。
今年夏、旧姓がグラスバーグだと知った孫がヤド・バシェムのデータベースを検索し、
「ヒルダさんはホロコーストで殺された」と兄弟の1人(故人)が誤解して記していたのを発見。
サイモンさんにたどり着いた。
★ ソースは、共同通信 [日本] とか。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006091901000186