【米国】英BP アラスカ油田を10月末までに全面再開の見通し 米議会公聴会は不信感[09/09]

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英BP 米議会公聴会 アラスカ油田停止 米の危機感を露呈

 【ワシントン=渡辺浩生】
英国系メジャー(国際石油資本)BPのプルドーベイ油田(アラスカ州)がパイプラインの腐食で操業停止になった問題で、
米議会下院のエネルギー商業委員会による公聴会が7日開かれ、
BP側は10月末までに全面再開できる見通しを明らかにした。
しかしエネルギー供給への危機感が高まる米国で、BPへの不信はくすぶっている。

 BPエクスプロレーション・アラスカのマーシャル社長は、油漏れの起きている個所を迂回(うかい)する
パイプラインを建設することで、10月末までに操業を再開できると説明し、日量40万バレルのフル生産が可能と述べた。
同油田は8月初めに操業を停止、原油相場を史上最高値近くに押し上げた。
その後、段階的に生産を再開したものの、現在は日量20万バレル前後に抑えている。

 一方、公聴会では「エネルギー供給に不可欠な油田で長年点検を怠ることは到底容認できない」
(バートン共和党議員)などと、エネルギー安全保障が揺るがされたとして批判が続出した。

 米国は石油供給の6割を中東や中南米などからの輸入に頼るが、ブッシュ大統領は演説で
「われわれを嫌う国から供給を受けていることが問題」と述べ、海外依存度の高さを指摘していた。
そこへ日産40万バレルと国内生産の8%を占める最大規模油田に腐食と漏出が見つかり操業停止となった。

 他方、BPは4〜6月期に原油高の恩恵で前年同期比30%増の72億6600万ドルの最終利益をあげ、
批判に油を注いだ。

 BP側は「米国での信用が試されている」と早期復旧と再発防止を約束。
しかし1990年代から今年3月に漏出が見つかるまで、専門機器を使ったパイプの点検を怠っていた点を追及されると、
「専門家ではないので答えられない」(マーシャル社長)と言葉を濁すなど、
不信感を払拭(ふっしょく)するには至っていない。

FujiSankei Business i. 2006/9/9
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200609090002a.nwc

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