H5N1型の死者を48人に上方修正、インドネシア
2006.09.09
Web posted at: 14:08 JST
- CNN/AP
ジャカルタ――世界保健機関(WHO)は9日までに、インドネシアでの高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の
これまでの犠牲者数を2人増やし、計48人と上方修正した。感染の判定基準の見直しに従ったもの。
インドネシア保健省も同じ数字にしている。
2人は昨年6月、11月に死亡していた。インドネシアでの感染例は63件。
H5N1型の感染死者は、インドネシアで最も多い。対策の遅れから拡大がここに来て続いており、
WHOなどは感染の家禽(かきん)類の処理など迅速な対応を促している。
インドネシアは予算不足を理由にして、処理に消極姿勢を示していたが、国内の約3億羽を対象に
今年10月からワクチン接種を実施する方針を最近発表している。
インドネシア内に生息、飼育されている家禽類の総数は不明。同国の総人口は、約2億2300万人。
鶏などは一般家庭で広く飼育されている。
CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200609090005.html