【アフガニスタン】ケシ栽培量が過去最大/奨励の転作進まず[060817]

カブール──国連薬物犯罪事務所（ＵＮＯＤＣ）によると、
アフガニスタンでアヘン採取のために栽培されているケシの量が今年、
昨年から４０％以上増加し、過去最大になっていることが明らかになった。
ケシ栽培の根絶には、現金収入に結びつく代替作物の栽培が望ましいが、転作が進んでいない実態が浮かび上がった。

ＵＮＯＤＣによると、今年のケシ栽培面積は１５万ヘクタールで、昨年の１０万４０００ヘクタールを、大きく上回った。
また、過去最高だったと見られる２００４年の１３万１０００ヘクタールも超えており、過去最大の栽培面積となった。

栽培面積の測定は、衛星写真と現地調査を元に行っている。ＵＮＯＤＣは、９月に最終報告をまとめる。

国連報告によると、アフガニスタンでは昨年、アヘン４５００トンが生産された。
これはヘロイン４５０トンを生成できる量で、世界に出回っているヘロイン量の９割に相当する。

ＵＮＯＤＣの試算では、アフガニスタンの２００５年度国内総生産（ＧＤＰ）のうち、５２％をアヘンが占めている。

ケシ栽培は、タリバン政権が２００１年に倒れてから急増した。
タリバン政権はかつて、ケシ栽培を非常に厳しく取り締まっていたが、
政権崩壊後は、タリバン勢力がケシ栽培に協力し、資金源にしていると見られる。

カルザイ大統領も、ケシ栽培の増加を懸念。
同大統領は近ごろ、米経済誌フォーチュンのインタビューで、
公務員の中に薬物売買で利益を得ている人間が、「少なからずいる」と発言。問題解決の困難さを訴えている。

一方で、英米が主導するケシ栽培撲滅の活動が、実を結んできている地域もある。
東部ナンガルハル州では、知事や警官の協力の下、２００５年にアヘン生成量を９６％削減することに成功した。
今年３月からでも、薬物生成場所１０カ所を検挙し、ヘロイン１２２５キロ、アヘン８００キロを押収した。

ＵＮＯＤＣのカブール駐在員は、ケシ栽培撲滅のためには、
代替作物への転作が必要で、そのためには国際的な協力が不可欠だとしている
http://cnn.co.jp/business/CNN200608170028.html

関連情報
UNODC(United Nations Office on Drugs and Crime)
http://www.unodc.org/unodc/index.html
wikipedia-ケシ　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%B7
wikipedia-アヘン　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%98%E3%83%B3
wikipedia-ヘロイン　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%B3

無人ヘリから焼夷弾でも落として焼き払えばいいじゃん

>>3
ならルアフに掘られる

根尾紺の資金源？

タイでケシを栽培している少数民族の村を見学したけど、一応国有林のなか
にあった。同行した王室林野局のスタッフは、転作させたいけど、生活でき
るほど金になる作物がないし、ムリにやめろというと国有林に放火されると
こぼしていた（実際、着いた日にも放火があった）。
おもしろいのは、中国革命で逃れてきた国民党の残党の落武者部落があった
ことだ。こちらが中国語で話しかけると、とても懐かしがって喜んでいた。

たぶんアフガンでも同じ状況なのだろう。政府が見てみぬふりをしないと、
少数民族が反乱して国内の混乱が収拾つかなくなるということだ。

単なるカルザイの支配力不足だな

サヨクを馬鹿にする愚かな人達の共通点について激論を交わそうhttp://money4.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1155400198/l50
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アフガンでは蕎麦への転作をすすめているそうだけど。
蕎麦アレルギーの自分にとっては、芥子以上に悪魔の作物だ。