フランスのパン値上がりは労働時間短縮のせい=財務相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061115-00000294-reu-int [パリ 14日 ロイター] ブルトン仏経済財務産業相は、レクスプレス誌との
インタビューで、国内でバゲットの値段が上がっているのは、フランス人の労働
時間が短くなったためだ、との持論を展開した。
同相は、フランスの週35時間労働制への強硬な反対論者として知られる。
同相によると、フランスでは過去5年でバゲットの値段が23%上昇したのに対し、
ドイツのパンは同時期に3%値下がりしたという。
同相は「週35時間労働制のコストが、2001年以来のバゲットの値上がりの
原因だ。この事実は、国民から隠されてきた」と主張した。
週35時間労働制は、前政権下で導入されたもの。この制度をめぐっては、
労組などからは、雇用創出につながっているとの声も聞かれる。