「21日から国連軍縮会議」
北朝鮮やイランの核開発計画をめぐって国際社会の懸念が高まる中、今月21日から
横浜市で国連軍縮会議が開かれ、各国の政府関係者らが核不拡散や核軍縮の国際的な
取り組みを強化する方策について意見が交わされる見通しです。
国連軍縮会議は毎年、日本で開かれているもので、ことしは日本やアメリカ、中国、
それにインドなど、世界12の国から政府関係者や学識経験者が参加して、今月21日から
3日間の予定で横浜市で開かれます。会議は、北朝鮮やイランの核開発計画をめぐって
国際社会の懸念が高まる中、行われるもので、NPT・核不拡散条約の機能をどう強化
していくかや、核軍縮の進め方などを中心に国際的な取り組みを強化する方策について
意見が交わされる見通しです。日本としては、先月5日の北朝鮮のミサイル発射は地域の
平和と安定への脅威だという考えを強調するとともに、北朝鮮の核開発問題をめぐる
6か国協議が去年11月以降、開かれていない現状を説明し、北朝鮮は早期に復帰
すべきだと訴えることにしています。また、イランの核開発問題についても、国連安保理の
常任理事国など6か国が示したウラン濃縮の停止の見返りを含む提案を受け入れるよう求め、
各国の議論を活発化させたい考えです。
引用元:NHKニュース (8月14日 5時8分)
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/08/14/k20060814000005.html http://www3.nhk.or.jp/news/2006/08/14/d20060814000005.html