【ドイツ】「ブリキの太鼓」のノーベル賞作家・グラス ナチス親衛隊所属の過去告白 [8/12]

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1 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★
ドイツのノーベル文学賞の受賞作家、ギュンター・グラス氏(78)は11日、地元紙の
会見に応じ、戦中にヒトラーを支える組織としても知られた、ナチス・ドイツの親衛隊の
武装部隊の一員だった過去を自ら明かした。「この過去が重荷になっていた。
明るみにする時が来た」などの心境を語っている。

フランクフルター・アルゲマイネ紙に述べたもので、会見の概要が電子版で11日に
掲載された。12日に全文を報じる。今年9月に刊行される自伝などに触れている。

過去について沈黙してきたことが、自伝執筆の動機の一つにもなったと述べている。
敗戦直後は、SSへの関与について恥とは思わなかったが、時がたつにつれ、
重くのしかかってきたと語っている。

同紙によると、グラス氏は、15歳で潜水艦部隊への入隊を志願したものの失敗。
17歳の時に、ドレスデンでSSの機甲化部隊に配属されたとしている。「同年代の
少年が当時そうであったように、労働に就かされていた。突然、通知があり、ドレスデンに
行った。着いた時、SS部隊であることを知った」と、自発的なSS入隊ではなかったと
説明している。

軍への志願は、十代の少年に共通な、両親の束縛から逃れるための行動だったと
指摘している。

同氏に関する経歴では、戦中は国防軍の対空部隊に所属、負傷して敗戦を迎え、
米軍の捕虜になったと説明されていた。ヒトラー政権の末期、ヒムラーに率いられていた
SSは、強制収容所の運営、ユダヤ人虐殺や政治犯抹殺に関与。戦後の戦犯法廷では、
犯罪組織と断罪されている。

グラス氏は、ナチス・ドイツの時代を生き延びた世代を代弁する作家として知られ、左派系の
政治活動にも参加。支持する社会民主党(SPD)にもたびたび、苦言を呈してきた。
ナチス・ドイツの歴史的責任も弾劾、外国人排斥(はいせき)や反戦を唱える文壇の代表者とも
受け止められてきた。

小説「ブリキの太鼓」などの作品で1999年にノーベル文学賞を受賞している。

2006.08.12 Web posted at: 20:16 JST
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200608120021.html
2七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 06:59:30 ID:R48rUFs2
ゴキブリの太鼓に見えた
3七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 07:08:49 ID:+k9cqxIl
「ブリキ」以後は「ひらめ」やら「猫と鼠」やら分厚い小説をイパーイ出してるが
余程のもの好きでなければ読んでないと思われ。

俺も比較的薄い「鈴蛙」だけ。。。
4七つの海の名無しさん :2006/08/13(日) 07:20:44 ID:8amROZMN
小説で読んでなく 映画で見た
歪な戦争映画で なかなかの秀作だと思う
5七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 07:23:22 ID:1+AhpdTb
■投稿(3)
さて、矢継ぎ早の質問で恐縮なのですが(図書館で調べてもわからなかったもので)
質問・・・上海における「ドイツ軍事顧問団」とは、いかなるものだったのか。

藤岡氏と東中野氏との共同著書「ザ・レイプ・オブ・南京の研究」(祥伝社)の34ページに、<松井石根大将率いる
上海派遣軍が上海陥落にさいし、戦死者、戦病死者合わせ1万5000人もの大損耗を被った第二次上海事変で、
日本軍が苦戦を強いられた原因に兵卒の数の差のほかに、蒋介石軍に軍事訓練の手ほどきをした「ドイツ軍事顧問団」
なるものの関与があった。(ラーベも日記に書いていたそうですが)とありますが、この「ドイツ軍事顧問団」なる組織が
どのような組織であったのか詳しくお教え頂きたいのですが。

わが国とドイツの間には、その前年(1936年11月)にそれが中国国民党政府でなくソ連に対しての牽制目的であった
とはいえ、「日独防共協定」が締結されて表面上は良好?的な関係にあったのでは、と思うのですが。そのこととの
因果関係も含めて解かる範囲でけっこうですのでお教えいただけたら幸いに存じます。
■回答(3)
こちらこそよろしくお願いいたします。人それぞれ見解が違うは仕方の当然のことだと 思います。

さて、中国のドイツ軍事顧問団についてですね。
<わが国とドイツの間には、その前年(1936年11月)にそれが中国国民党政府でなくソ連に対しての牽制目的であった
とはいえ、「日独防共協定」が締結されて>

 その当時のドイツの軍事顧問団のトップはファルケンハウゼン(中将でドイツ国防軍をやめた人物です。その前はドイツ
国防軍生みの親のフォン・ゼークトでした)で、ドイツ国防軍・経済界と中国とのつながりは「日独防共協定」に関係なく
続いていました。それによって、国民党軍はドイツから武器の供給を受け、ドイツ人顧問に教育された重火器を装備した
近代的な師団が充実していました。

 ファルケンハウゼンは、数日間ですが、上海でも直接に指揮をとっています。戦争中にも莫大な兵器がドイツから中国に
輸出されています。その上海戦で日本軍は大きな損害を受けました。コンバットというアメリカのテレビドラマをご存知ですか。
注意して見れば、第二次大戦中のドイツ軍の独特のヘルメットや棒のような形の手榴弾がわかります。当時の中国軍の
精鋭もそういうヘルメットや手榴弾を使っていました。

 ファルケンハウゼンやジーメンス社のラーベは、親中反日であり、ドイツ政府を反日にしようとしていました。しかし、
戦争は日本軍の勝利が続き、南京が陥落したりドイツ人トラウトマンの和平工作が失敗したりしました。ドイツ政府の
態度も徐々に変わり1938年4月に武器輸出は禁止され、7月にはドイツ軍事顧問団は帰国しました。しかし、中国への
秘密の武器輸出は第二次世界大戦が始まるまで続きました。
自由史観研究会会員 渡辺 龍二
http://www.jiyuu-shikan.org/goiken/05/11/gmain2.html

6七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 07:30:20 ID:WaZAJw7K
映画を見たなぁ、懐かしい。
7七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 10:48:14 ID:PAq1b+jf
WAFFEN-SSの初期の募集では、身長178cm以上と体格の良い第4の軍隊だったんだな。
基盤はヒトラーユーゲントみたいだったな。
8七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 12:12:48 ID:Jrqi7bSV
エロ描写が生々しくて好きでしたw
9七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 14:15:47 ID:PbR8ZQkp
>>7
ヨーロッパで178センチというのはそんなに体格がいいわけじゃないだろ?
10七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 14:17:18 ID:V+12RPg3
イスラエルがレバノンを空爆して
多数の市民を巻き添えにしている昨今
このタイミングでカミングアウトするのは適切だな。
だれもユダヤに同情しなくなる。
むしろ、ユダヤ人のやってることがおかしいという世論であれば
逆説的にヒトラーとナチスは間違えていなかったという
論説も、タブーではなくなるやもしれん。
11七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 14:17:39 ID:PbR8ZQkp
武装SSにいたのは仕方ないとして、そんな過去がありながらしゃーしゃーとノーベル賞をもらったのはいかがなものか

ユーゲントにいたのは仕方ないとして、そんな過去がありながらしゃーしゃーとローマ法王になったのはいかがなものか
12七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 14:30:30 ID:SsUToLcl
ヒトラーユーゲントはほぼ強制的に入らないとダメじゃなかったっけ?
だから、当時10代のドイツ人はみなユーゲントにいたわけであり、
それをもってローマ法王になるのはおかしいという意見はおかしい。
13七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 18:36:42 ID:YU9+NcKp
武装SSの隊員だった?どこが問題なんだ?陸軍兵士なら無罪放免なのか?
もっと早い時期に、正々堂々と自分の軍歴を公表すべき。
「自分は、武装SSの隊員として、総統に忠誠を誓い、国家のために戦いました」
これが言えないのなら、死ぬまで、身分を隠してろ!


14七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 19:10:25 ID:wFi8G/GC
ユーゲントなんてボーイスカウトだろ
15七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 19:10:57 ID:qKWYPT9a
アメリカ人とユダヤ人はファビョルだろうな。
他の国の人間にはどこがおかしいのか、わからない。
16七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 21:31:11 ID:smru+AyB
映画はめっちゃ強烈だったな
17七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 22:14:12 ID:rB1zXdKV
>>13 それ言ったら「ネオナチ!」と罵倒される。
それに武装SSが過去何やったか知ってる?
18七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 22:36:58 ID:5O2WF4wy
スカートの中で種付けは俺の性の目覚め
19七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 22:49:06 ID:W7Np1Wi2
ネオナチ?罵倒したければ、勝手にすればいい。
武装SSは、全部で約36個師団あったらしいが、
各部隊の戦歴、将官、将校及び下士官の軍歴は、
ほぼ明らかになっているはず。
ソ連・北欧・東欧諸国民等によって編成された
外人武装SS部隊も含めて。
だから、それが、国防軍陸軍将兵とどこが違うのか?
Uボート搭乗員は、英雄なのか?
GD師団出身者は、お咎めなしで、LAH師団やHJ師団
出身者は非難されるのか?
対ソ戦線でソ連兵を殺したからか?
武装SS=非難の対象、これでいいのか?

20七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 23:37:25 ID:W7Np1Wi2
念のため(知らない人がいたら困るから)
武装SSには、ヒムラーの特別幕僚、秘密・治安警察、SD、強制・絶滅収容所職員、特別行動隊員は含まれないからね。
21七つの海の名無しさん:2006/08/13(日) 23:45:46 ID:PbR8ZQkp
武装SSにいたのなら、ノーベル賞は返還しなければならない

ユーゲントにいたのなら、法王を退位しなければならない

要は、本人の良心の問題である
22七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 00:05:45 ID:dUx0m5W/
イスラエルのペギン首相もノーベル平和賞受賞者だが、
時のドイツ首相コンラッド・アデナウアーの暗殺未遂の
黒幕だったということが近年報じられている。
23七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 00:13:46 ID:eo5LF4QV
ブリキの太鼓に出てた男の子、今何してるんだろう。
24七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 03:46:47 ID:D8b8nb9r
なに、ユダヤの支配構造が崩れればこんな経歴は傷でもなんでもなくなる。
イスラエルが自爆してくれたせいで完全に支配できてた筈のアメリカでさえ雲行きが怪しくなってきた。
25七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 10:13:39 ID:8KeSKzCP
日本で言えば、家永三郎が戦時中は皇国史観や軍国思想を宣伝してますた、と
いうような話だな。考えられないよねー(棒
26七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 12:24:39 ID:uF1PjCzo
>>21
何ら良心に恥じる行為ではない。従って返還も退位もしなくてよい。以上。
27七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 12:49:49 ID:IFhsI1Na
少年SS兵
28七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 13:38:22 ID:eWjqycBN
Uボートは、司令官デーニッツもナチではなかったし、唯一連合軍に
対抗できた軍であった。 したがって戦死の比率もきわめて高いにもかかわらず
志願する若者はたえなかったという。

末期に裏切るナチ幹部に絶望したヒトラーがデーニッツを後継者に指名したことから
わかるようにUボート舞台の人気はたかい
29七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 13:38:51 ID:gKxa7VWA
30七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 15:27:36 ID:6Ouvetxz
>>19 武装SSは東部戦線において、一般市民の虐殺をやってる。もちろんユダヤ系の抹殺もね。
国防軍もその点で言えば同じことをしたので同罪だが。
要はあの時代、大半のドイツ人が何かしら犯罪行為に手を染めていた。
31七つの海の名無しさん:2006/08/14(月) 15:53:49 ID:ozmIvalx
武装SSにいたのなら、ノーベル賞は返還しなければならない

ユーゲントにいたのなら、法王を退位しなければならない

要は、本人の良心の問題である
32七つの海の名無しさん:2006/08/20(日) 07:28:08 ID:SeooEBQ3
現法王は自分の過去を偽っていない。
グラスはこれまで60年間過去を隠蔽したまま「ドイツの良心」として左
を代表して偉そーに説教してきた偽善がある。
大江健三郎が実は関東軍の一員であったことを隠していたよーなもの。
33七つの海の名無しさん:2006/08/20(日) 19:20:09 ID:MT3Odlip
汚れた武装SSと聖なる関東軍を一緒にするな
34七つの海の名無しさん:2006/08/20(日) 19:37:45 ID:Jhxne1EG
ゴキブリの太鼓にみえてあせったw
35七つの海の名無しさん:2006/08/20(日) 20:06:50 ID:QDFLhyP/
SSの何が悪いって感じだな
36七つの海の名無しさん:2006/08/21(月) 02:28:53 ID:LanPvPhy
海外では右・保守の論客がグラスを叩きまくってるけどな。
日本のネットウヨはやっぱ馬鹿。
37七つの海の名無しさん:2006/08/24(木) 16:59:22 ID:ZcAkjvMy
>>7
現代のオランダや北欧でも男の平均身長は180cm前後だから、当時だったら
もう少し低かったはずだから、一応平均以上でしょう。 フランスや南欧
諸国では今でも平均175cm前後。
38:2006/08/24(木) 17:00:45 ID:ZcAkjvMy
アンカー間違い。>>9です。
39七つの海の名無しさん:2006/08/24(木) 17:26:33 ID:+B4KY+K0
そもそも法王位は終身だが、本人の意思とは関係なく。
出身や経歴も関係ないんだが。
なんせ教義では主が選んだとされるからねえ。
退位なんてことになったら全知全能の主が間違えたことになる。
40七つの海の名無しさん:2006/08/24(木) 17:29:01 ID:+B4KY+K0
むしろ大江健三郎が労働党員で三大革命小組の一員であったことを隠していたようなもの・・・
まさか本当に労働党員じゃあないだろうな。
41七つの海の名無しさん:2006/08/25(金) 03:00:07 ID:eYAyDeyA
ワレサはグラスから長い手紙をもらって、読んでみたところ、
内容に説得力があるからもうグラスを追求しないってさ
42七つの海の名無しさん:2006/08/25(金) 23:23:02 ID:RJzslh1B
で、どの師団にいたんだ?
43七つの海の名無しさん:2006/08/26(土) 00:06:07 ID:eYAyDeyA
>>42
ドイツ国内のどこかの高射砲の師団。だからホロコーストやポーランド人虐殺に関係していないと主張している。
44七つの海の名無しさん:2006/08/27(日) 03:02:40 ID:oe7s1Tf1
60年間他人に説教しといていまさら。
45七つの海の名無しさん:2006/08/27(日) 17:40:11 ID:lI5BwC9Q
>>36 そうそう。 欧米の保守派はナチスをアカと同一と嫌悪している。
46七つの海の名無しさん:2006/08/27(日) 22:23:43 ID:KuWL/SvZ
>>45
そこが分かってない日本人て多いよな
47七つの海の名無しさん:2006/09/04(月) 08:35:15 ID:MVhT0Uic
賞の辞退は本人の意志だから、周りがどうこうは言わない方が
いいけど、これでこの人は悪人だ!的になるのは
どうかな?ともおもうよ。
ナチス親衛隊って書くと、いかにもヒトラー崇拝者で
ユダヤ人に対してひどい事してました。ってイメージ
(そういうイメージ作りの産物)だけど、実際はちがうもんな。

これじゃぁどんなに才能があっても、元SSってだけでなにも出来ない。
実際こんな風に隠して生活してきた人がドイツ、ヨーロッパ中に
たくさんいるんだろうな。

48京都 ◆mODyWE5GJ2 :2006/09/05(火) 23:13:34 ID:yVKVR7P4 BE:252612465-BRZ(2628)
「ナチス親衛隊」作家グラス氏、告白後初めて公の場に
第2次世界大戦末期にナチスの親衛隊に所属していたことを告白した
ドイツのノーベル賞作家ギュンター・グラス氏は4日、告白後初めて公の場に姿を現し、
地元テレビによると「多くの批判にさらされたが、まだ両足でしっかりと立っている」と述べた。

グラス氏はベルリンで行われた自伝「タマネギの皮をむきながら」(仮訳)の発表会で発言。
しかし、なぜ親衛隊所属を隠し続けてきたのかとの質問に対し明確には答えなかった。

過去の告白内容が記された自伝は予定を前倒しして8月下旬に発売。
新聞のインタビューで親衛隊所属を告白して話題になっていたことから、
出版直後にベストセラーとなり、既に20万部以上が売れた。〔ベルリン=共同〕 (13:21)

http://news.ceek.jp/search.cgi?time=&kind=world&q=¬q=&way=0&title=0¬kind=0&sort=0&summary=0&start=50
49七つの海の名無しさん:2006/09/06(水) 03:09:03 ID:CNhEMcWX
>>47
論点がズレてるよ

執筆活動当初におおっぴらに「告白」してればこんなことにはならなかったんだよ
50七つの海の名無しさん
日本で言うと、住井すゑだな。

橋のない川で日本の部落差別の実態を明らかにした住井が、
戦争中に軍部賛美の文章を大量に作っていたという事実を
隠していた。

「おほほ・・・何を書いたのか皆忘れましたね」
「書いたものをいちいち覚えてやしませんよ」

とは、追求された住井の言葉。