「旅客機10機爆破計画 英警察が25人一斉逮捕」
英国から米国に向かう民間航空機の空中爆破を狙った大規模テロ計画をつかんだロンドン
警視庁は9日夜から10日朝にかけ、ロンドンやバーミンガムなどで25人を一斉に逮捕、
うち21人を拘束して取り調べている。英BBC放送によると、21人はパキスタン系
英国人という。液体の爆発物を機内に持ち込んで爆破させる計画だったとみられる。
英内務省はテロ危険度を最高度の「危機」に引き上げ、利用客数世界3位のヒースロー空港への
着陸を禁止するなど、厳戒態勢を敷いた。
犯人グループは「最大で50人にのぼる可能性」(米テロ対策高官)があり、チャートフ
米国土安全保障長官は「国際テロ組織アルカーイダによるたくらみであることを示している」
と関与の可能性を指摘した。
同警視庁は9日夜から、ロンドン北部の2カ所と英中西部のバーミンガムの1カ所で容疑者らが
居住していたとみられる民家を捜索。テロの証拠をかなり押収したとみられるが、爆発物は
捜索前に別の場所に移されたとの情報もある。
リード英内相は10日の記者会見で、拘束した21人の中にテロ計画の中心人物はすべて
含まれているとの見方を示した。BBCテレビによると、犯人グループは同時に3機前後の
航空機を狙い、連鎖的に約10機を爆破する計画だったという。数人は搭乗寸前で、
チャートフ長官は「実行の最終段階にあった」と述べた。
ロンドンでは昨年7月に中心街で地下鉄とバスを狙った同時テロが起き、市民52人が
犠牲になった。このときもパキスタン系英国人ら4人が犯行にかかわっていた。
リード内相は10日朝、テレビ声明で「多くの航空機を空中爆破させて大量殺戮(さつりく)を
狙った重大事案だった」と語った。同警視庁によると、数カ月前に民間航空機爆破テロ計画の
端緒をつかみ慎重に捜査を進めてきた。
リード内相はテレビ声明でテロ再発防止に全力で取り組む姿勢を強調、異例の措置を取る
ことに対する英国民の理解を求めた。アレクサンダー運輸相も同席し、各空港での警戒強化と、
パスポートや財布などの貴重品を除いて手荷物の機内持ち込みを禁止する方針を表明した。
爆発物に液体化学物質が使われたとみられることから液体の持ち込みが厳禁されている。
ヒースロー空港ではすでに同空港に向かっている便は除き航空機の着陸を認めない措置をとった。
英内務省は10日、5段階で示すテロ危険度をこれまでの「重大」から最高度の「危機」に
引き上げた。これはテロ攻撃が差し迫り、英国がテロの脅威にさらされる可能性が極めて
高い状況を示すという。
中南米のカリブ海で夏季休暇中のブレア英首相は休養先で報告を受けた。首相官邸の報道官に
よると、テロの標的に米国の航空機も含まれていたことからブッシュ米大統領にも連絡した。
米テロ対策高官によると、ユナイテッド、アメリカン、コンチネンタルの3航空が狙われたという。
引用元:産経新聞
http://www.sankei.co.jp/ (08/11 02:08)
http://www.sankei.co.jp/news/060810/kok072.htm 関連スレ:
【英国】警察当局、航空機爆破を計画していたとされる容疑者を逮捕[060810]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1155192885/ アルカイダは諜報機関の作りもの
トルコ警察の担当者は、アルカイダの幹部を尋問するのが初めてだったので
面食らったが、当局の内部で情報をすりあわせてみると、アルカイダの幹部が
アメリカなどの諜報機関のエージェントでもあるという話は、よくあることだと分かった。
トルコのテロ専門家はザマン紙に対し「アルカイダという名前の組織は存在しない。
アルカイダとは、テロ戦争を永続できる状況を作ることを目的としてCIAなどの
諜報機関が行っている作戦の名前である」「テロ戦争の目的は、常に低強度の危機が
持続している状態を作ることで(アメリカが世界から頼られる)単独覇権体制を
維持することにある」と述べている。
http://tanakanews.com/f0818terror.htm