1959年から政権を維持しているキューバのカストロ国家評議会議長は26日、来月13日の80歳の誕生日を前に、
100歳まで在職するつもりはない、と軽口をたたいた。
カストロ議長は、キューバ革命の発端となった1953年のモンカダ兵舎襲撃事件の記念集会で、10万人の参加者を
前に演説を行った。議長はこの中で、共産主義政権の社会福祉政策により、年齢が100歳に達するキューバ人が増えて
いるとしたうえで、「わたしはその年齢で議長の座にとどまる気はないから、北のお隣さんは怖がらなくていい」と、
米国を冗談の種にしながら述べた。
既に高齢者である議長は、2年前に転倒してから活動ペースが落ちており、敵対勢力とされる各国は議長が退く日を
にらんで準備を進めている。
米当局は今月、対キューバ制裁を強化し、キューバ共産党の対抗勢力の育成に8000万ドルを計上することを決めた。
米当局は、カストロ議長の弟であるラウル・カストロ国防相への権力世襲を阻止したい意向にある。
■ソース(CNN/REUTERS)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200607270019.html ■関連スレ
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