ペルーのフジモリ元大統領の弁護団長を務めるナカザキ弁護士は26日、チリで拘束された
フジモリ氏のペルーへの身柄引き渡しについて、チリ最高裁の最終結論が出るのは来年5、6月
ごろになるとの見方を示した。スペイン通信が伝えた。
ペルー政府が1月、公金横領や殺人など12の事件でチリに同氏の引き渡しを正式要請した際
には、弁護側は審理にかかる時間を「半年から1年」と予測していた。
審理は現在、ペルー政府と弁護側の双方が提示した証拠を、担当判事が個別に調べている段階。
日本政府が提供した文書の翻訳などに時間がかかっている。
■ソース(産経新聞・共同電)
http://www.sankei.co.jp/news/060727/kok066.htm