【オーストリア】サッカー好きの首相を広告に無断使用 首相とマクドナルドが「和解」[07/21]

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1シャイニング記者。φ ★
首相とマクドナルドが"和解"
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マクドナルドのオーストリア法人がサッカー・ワールドカップ(W杯)にあやかった広告に
同国のシュッセル首相を無断で使用し、首相側からクレームを付けられる一幕があった。
マクドナルドはサッカー好きの首相に着目したが、
総選挙を秋に控えるだけにタイミングが悪かった。
結局、両者はマクドナルドが罰金代わりに慈善団体に寄付することで妥協した。

6月上旬のW杯開幕後、
マクドナルドは「オーストリアは世界王者を食う」とドイツ語で書かれたマフラーを掲げる
シュッセル首相の広告(写真)を、国内各地で展開した。

ポスターは合成写真で、マクドナルドが有名スキー選手らに交じり首相を起用したのは、
国内では無類のサッカー好きとして知られるためだ。
首相は欧州連合(EU)議長として5月にウィーンで開いたEU・中南米諸国首脳会議で
首脳間のサッカー大会を企画、自ら出場して友好に一役買ったほどだ。
ブッシュ米大統領を挑発して西側諸国と物議を醸すベネズエラのチャベス大統領も、
この日は満面も笑みで汗を流した。

マクドナルドは10月1日に総選挙を控えた首相に断られると判断し、
無断での広告起用に踏み切った。案の定、首相側からクレームがついたが、
マクドナルドが慈善団体に寄付することで両者が合意した。寄付額は公表していない。

オーストリアはサッカーW杯のドイツ大会の出場は惜しくも逃した。
ただ2008年にスイスとユーロ(欧州選手権)を共催することが決まり、
国民のサッカー人気に火を付けている。
W杯で隣国のドイツ代表が低迷から劇的に復活するのを目の当たりにし、
オーストリアでも自国開催のユーロで代表が1980年前後の黄金時代の輝きを
取り戻すことを期待する声が多い。

サッカー人気の高さを背景に、
マクドナルドの確信犯的な首相の無断使用は宣伝効果を上げたといえそうだ。
マフラーの標語の発音が「オーストリアは世界王者である」と同じため、
大半の消費者はしゃれとして好意的に受け止めている。
 (ウィーン=桜庭薫)

★ ソースは、日本経済新聞 [日本] とか。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/column/20060721g197l002_21.html
2七つの海の名無しさん:2006/07/22(土) 20:57:26 ID:NIEVNMkg
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