【イラク】「4年間で日量430万バレルに」 石油生産が南部中心に急回復[07/21]

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1シャイニング記者。φ ★

「4年間で日量430万バレルに」 イラク石油生産 南部中心に急回復
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イラクの原油生産が急ピッチで回復している。
欧米企業の支援を受け、全生産量の9割を占める国営の南部石油会社(SOC)の一部油田で
生産活動が本格化し、6月の生産量は前月比10%増の日量195万バレルに達した。
シャハリスタニ石油相は今後4年間でイラク戦争前の250万バレルを大幅に上回る
430万バレルに引き上げる強気の計画を発表した。

ブルームバーグによると、南部では欧米の石油関連企業3社の支援を受け、
6月末までに合計120カ所の石油生産設備の改修が完了。
SOC幹部は現在150万〜180万バレルにとどまっている輸出量を
年内に200万バレルに引き上げることも可能との見通しを示した。

一方、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、
テロで大きな影響を受けていた北部の油田でも復旧が進み、
今月初めには約1年ぶりに一定量のトルコ向け輸出を再開。
これを受け、シャハリスタニ石油相は、イラク全体の産油量が
イラク戦争前の250万バレルに回復したと宣言。
今後4年間で430万バレル、15年までに最大800万バレルに引き上げると表明した。

イラク戦争後の同国の原油生産の減少は、現在の石油高騰の一因となっており、
計画を実現できれば原油価格の引き下げに貢献するのは確実だ。

イラクの原油生産は1970年代末の日量350万バレルをピークに低迷が続いている。
フセイン政権下で十分な生産設備や油田開発への投資が行われなかったためだ。
半面、油田改修による増産効果も大きい。

ただ、今後の増産ペースは不透明だ。SOCが本社を置く南部バスラでは
5月末の自爆テロなどを受けて発令された非常事態宣言が続いており、
北部でも今月16日、キルクーク油田など重要油田を管轄する北部石油会社(NOC)の
アデル・カザズ社長の拉致事件が起きている。

治安が回復できなければ、数十年単位の長期契約となる新規油田の開発に
外資系企業が乗り出す可能性は低いとの見方が支配的で、
イラク政府の増産計画実現は困難との指摘もある。
(黒川信雄)

★ ソースは、フジサンケイビジネスアイ [日本] とか。
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200607210004a.nwc

★ 関連スレ。
【OPEC(石油輸出国機構)】原油供給は十分である 価格高騰は地政学的要因による[07/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1152946197/
2七つの海の名無しさん:2006/07/21(金) 10:22:30 ID:PVO+G+Yi
そろそろ、アメリカが自作自演の空売りはじめますよー。
3七つの海の名無しさん
どうかガソリンが値下がりしますように・・・