ブラジル・アマゾン奥地マナウス市の病院でこのほど、先住民族の9歳の少女が
女児を出産した。女児は体重2キロ、身長42センチで、母親とともに産後の経過は
良好という。
7日付の地元紙グロボなどによると、この少女はアプリナン族の小集落に属し、
身長は約130センチ。3月末、妊娠6カ月の状態でマナウス近郊のマナカプル市から
姉に連れてこられた。
マラリアなどで衰弱していたが、5日に無事分べんした。少女はアニメを見たり、
人形で遊ぶなど普通の9歳と変わらない様子だが、赤ちゃんを見て母親としての
意識も芽生えているという。
地元検察当局は、少女が暴行を受けた可能性があるとして、部族習慣にも照らして
慎重に妊娠の経緯を調べている。
(時事通信) - 7月8日9時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000035-jij-int