【カイロ=長谷川由紀】
ロイター通信などによると、イラク中部のイスラム教シーア派聖地クーファで6日、
イランからの巡礼者が乗ったバス2台を狙った車爆弾が爆発、
乗客ら少なくとも12人が死亡、約40人が負傷した。
地元警察によると、バス2台がモスク(礼拝所)に隣接する
マイサム・タマール廟(びょう)に到着した直後に、近くに乗り付けた車が爆発した。
バス周辺にいた子供らも爆発に巻き込まれたという。
クーファは、シーア派強硬指導者ムクタダ・サドル師の拠点の一つで、
宗派抗争をあおろうとするスンニ派武装勢力の犯行との見方が強い。
■ソース
読売オンライン(2006年7月6日23時17分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060706id21.htm