豪州の親の4人に1人、子供貯金箱から「借金」経験
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オーストラリアの金融機関、バンクウエストが、
豪州の世論調査会社、ニュースポールを通じて実施した調査で、
両親の4人に1人が、子供の貯金箱から恒常的にお金を借りているとの実態が分かった。
用途はパン購入などの日用品から旅行の費用までと様々。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、過去3年間について、
国民が収入以上の出費をしていると発表したばかり。
調査は、17歳以下の子供を持つ、約400人の保護者を対象に実施。
母親の35%、父親の16%が子供の貯金から「借金」した経験があると回答した。
10人中、9人の親は、家計のやりくりについて
自分たちが子供の良い手本になっているとも考えていた。
バンクウエストの関係者は、
「お金に困った時、頼りになるのは子供の貯金箱。私にも経験がある。
でも、利子を加えて必ず返金するよう妻に言われている」と話している。
子供の貯金から借金した親の半数以上が、
ガソリンやミルク、パンなどの生活必需品の購入に、
20%が公共料金支払い、16%が旅行や新車の購入代金に当てたという。
★ ソースは、CNN [米国] とか。
http://cnn.co.jp/business/CNN200606280017.html