【カイロ高橋宗男】
イラク各地で26日、爆発テロや銃撃事件が相次ぎ、
現地からの報道を総合すると少なくとも72人が死亡した。
イラクのマリキ首相は前日、「国民融和プラン」を発表し、
宗派対立の解消と治安回復への決意を強調したが、混乱には拍車がかかるばかりだ。
AP通信によると、バグダッド北方バクバの市場で26日夕、
自転車に仕掛けられた爆弾が爆発、少なくとも25人が死亡し、33人が負傷。
またバグダッド南方のヒッラの市場でも爆発テロが起き、15人が死亡、56人が負傷した。
一方、イラク軍や警察など5万人以上を投入し、治安回復に向けた作戦が続く
バグダッドでも同日、爆発テロが相次いだ。
AFP通信によると、バグダッド西部で乗用車に仕掛けられた爆弾が爆発し、
イラク兵5人が死亡、同南部の検問所での自爆テロで警官3人が死亡した。
また、同通信は、イラク各地で銃撃事件が発生し24人が死亡した、と伝えている。
■ソース
Yahooニュース(毎日新聞) -2006年6月27日11時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060627-00000025-mai-int