鳥インフルエンザ、38人目の死者 インドネシア
ジャカルタ──インドネシア保健省は15日、首都ジャカルタ近郊のパムランで約2週間前に
死亡した7歳少女の、鳥インフルエンザH5N1型ウイルス感染を確認した、と発表した。
これで、同国における高病原性鳥インフルエンザによる死者は、計38人となった。
少女の検体を調べた、香港にある世界保健機関(WHO)の研究機関が、確認した。
インドネシア保健省によると、少女の兄弟もインフルエンザ様の症状が出た後に死亡したが、
感染を確認する前に埋葬されたという。
高病原性鳥インフルエンザの感染者数は2003年以来、東南アジアを中心に増加している。
WHOによると、インドネシアでは49人が感染し、このうち38人が死亡。感染死者数は、
ベトナムの42人に次ぐ人数となっている。
インドネシア政府はこれまでに、高病原性鳥インフルエンザの対策費用として、
今後3年間で9億ドル(約1035億円)が必要だと主張しているが、2006年に
盛り込まれた予算額は、5900万ドル(約68億円)に過ぎない。
世界銀行も今週、インドネシアの対策費用は足りないと指摘している。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200606150037.html 関連スレ
【ジャワ島地震】多数が鶏舎を避難所に 鳥インフルエンザの危険[060605]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1149563067/ >>3さん
これですかね。
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/62who8.html インドネシア保健省は、H5N1鳥インフルエンザウイルスによる同国51番目のヒト感染症例を確認した。
症例は死亡例であり、南ジャカルタの13歳少年である。
少年は祖父が家で病気の鶏を殺処分するのを手伝った1週間後の6月9日に発症した。
少年は6月13日に入院し、14日に死亡した。
祖父は健康である。
この曝露現場からさらなる症例が発生していないかどうかを確かめるための接触者調査と監視が現在行われている。
インドネシアで現在までに確定された51例のうち、39人が死亡している。
専門家会議
WHO、FAO(世界食糧機構)とインドネシアの保健省と農業省は共同で、
6月21日から23日までの間ジャカルタで専門家会議を開催する。
この会議は、インドネシア政府の鳥インフルエンザおよびパンデミックインフルエンザに関する
国家委員会の要求に応じて、家禽とヒトにおける鳥インフルエンザの状況を評価するために行われる。
この専門家会議は、40名以上の国内外の専門家が出席するが、
家禽におけるウイルスの広範囲な存在に対応する方策を再検討し、
ヒト症例の数を減少させる戦略に関する助言を提供する。
専門家はまた、北スマトラのKubu Simbelang村における
家族での症例の集積事例に対するひと月に及ぶ調査の間に収集された疫学的およびウイルス学的データを検証する。
5月22日にこの小集積における最後の症例が死亡してから3週間(最大潜伏期の2倍)以上が経過した。
村じゅうの各戸および患者が治療を受けた医療機関におけるインフルエンザ様疾患の監視が行なわれたが、
さらなる症例は全く検知されなかった。
この所見が鳥インフルエンザの疫学に重大な変化がないことを示唆する一方で、
この集積事例の調査結果がヒトーヒト感染の疑われる他の大きな集積例の調査や解釈を行う際に ←←
有用である教訓を生み出すかもしれないので、調査結果は再検討される。 ←←
この集積事例の7人の確定例からいくつかのウイルスが分離され、
香港とアメリカ合衆国にあるWHOリファレンス実験施設において完全に遺伝子配列が決定された。
専門家会議の間にこれらの実験施設の専門家がその所見を再検討のために提示する。
(2006/6/21 IDSC 掲載)
人ー人なのか、ウイルスの潜伏期間が予想以上なのか、また別の場所での発症なのか。
色々考えられますが、どうなんでしょうかね。