アフガニスタン南部カンダハル(ロイター) アフガニスタン南部ザブール州の州都カラト近郊で4日夜、
アフガン人警官5人が就寝中の同僚7人を射殺し、武器を奪って逃走した。
州当局者が5日語ったところによると、5人はイスラム原理主義勢力タリバーンに加わったとの情報がある。
アフガンで警官がタリバーンに転向した例はこれまでに報告されていない。
隣接するウルズガン州では先週、タリバーンの武装グループが警察施設を襲撃し、警官10人以上を殺害。
さらに約40人をいったん拘束したが、このうち20人については「転向するとの確約を得た」として解放した。
これを受け、同州には米主導の多国籍軍とアフガン軍が展開し、治安を掌握している。
http://cnn.co.jp/world/CNN200606050028.html