インドネシアの民間航空会社ライオンエアによると、ジャワ島中部地震の被災地
ジョクジャカルタの空港から1日午後、ジャカルタへ向かった同社の旅客機MD82
(乗員6人、乗客158人)が機体不良のため空港に引き返し、着陸した際に車輪の
タイヤが破裂する事故があった。
同社は「負傷者はない。タイヤを交換して再び離陸を図る」としているが、空港が
一時閉鎖される可能性があり、被災地への支援に影響が出る恐れがある。同空港
は地震で閉鎖され、5月29日夜に再開されたばかり。
ライオンエアはアジアで近年増えている低運賃が売り物の航空会社の1つ。
2004年11月にジャワ島中部ソロの空港で着陸に失敗、約30人が死亡するなど
事故が頻発している。
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