【ロシア】「ソフト大国」を目指す為に必要なもの[060601]
ロシア連邦――世界ソフトウェア市場では、この国も他国に引けをとらない。
しかし、ほとんどのケースで年率30%で成長しているにもかかわらず、ロシアの
ソフトメーカーはあまり世に知られておらず、インドに仕事を大量に奪われる
危機にさらされている。
6月1日に開催されたRussoftカンファレンスには、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ
に本拠を置くソフトウェアメーカー各社が、いかに規模を拡大し、ITという太陽の
当たる場所で自分たちの存在を主張できるかについてのノウハウを求めて集まった。
Russoftはロシア、ウクライナ、ベラルーシに拠点を置くソフトウェアメーカー
企業の業界団体。
ロシア企業が直面している最大の問題の1つは、規模を拡大して大口顧客からの
認知度を上げ、重要なITプロジェクトを安心して任せてもらえるよう信頼を獲得することだ。
もっともこの問題も「卵が先か鶏が先か」で、規模を拡大するためにはより多くの
顧客を獲得しなけらばならない。買収を通じて答えを出そうとしている企業もある。
※続きは
>>2以降
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/02/news051.html
モスクワに本拠に置くロシア第2位のソフトウェアメーカーLuxoftは、従業員数
1600人、年商4500万ドルを上げている。同社はつい最近、ニューヨークに本社を
構えロシアでソフトウェア開発業務を行っているソフトウェアメーカーITCI
(IT Consulting International)の買収を完了したばかりだ。
ITCIは金融サービス業務に重点を置いているのに対し、LuxoftはIBM、Boeing、
Dell、Deutsche Bankを顧客に持つ。
ロシア最大のソフトウェアメーカーはEpamで、年商5700万ドル、従業員数1700人
の規模を誇る。同社のグローバルオペレーション担当執行副社長カール・ロブ氏に
よれば、世界本社は米ニュージャージー州プリンストンにあるが、開発作業はロシア
をはじめとする旧東欧圏で行われているという。
同氏は取材の中で、Epamが企業買収を通じて規模を拡大する可能性を示唆した。
Forrester Researchのアナリスト、パスカル・マツケ氏は、2005年のロシアソフトウェア
メーカーによる総売上高を10億ドルと推定している。これに対し、インドのソフトウェア
産業の規模を240億ドル、中国のそれを20億ドルと見込んでいる。
業界団体であるRussoftは、ロシアや関係国における多くの共通するメリットおよび
デメリットを抱える会員企業すべてを支援することを使命としている。
ロシアは、堅牢で安全な高速道路、鉄道、供給電力のインフラ産業を得意とするほか、
高度な抽象的思考力を持つ教育水準の高い労働力を強みとしている。
賃金は安定しており、サンクトペテルスブルグと、特にモスクワの郊外ではコストは低く、
インドに十分対抗できるレベルにある、とマツケ氏はRussoftカンファレンスのプレゼンテー
ションで強調した。
ロシア企業の発達を阻んでいる要素としてマツケ氏は、同国内における出張の規制、
ビジネス教育の不足、政府高官間の衝突、知的財産に関する認識欠如、ソフトウェア
メーカーのマーケティング力の弱さを挙げた。
Deloitte Consultingのパートナー、ジリ・ポーラック氏はRussoftの講演で、ロシアのソフト
ウェア企業が世界レベルで信頼を得るためには、年商2億ドルを上げる必要があると主張した。
マツケ氏は、幾つかの市場ファクターがロシアに有利に働きつつあると指摘した。大手の
アウトソーシング顧客の多くが講じている「マルチソーシング」戦略を通じて、従来よりも
規模の小さい契約が多くなり、このためロシアなどを拠点とする小規模企業にもチャンスが
めぐってきているという。
各社の規模が大きくなるにつれて上位企業は「国を代表する企業」の座を競い合い、小規模
企業がそれぞれ続くようになる、とマツケ氏は述べた。既にインド市場はこのパターンに沿って
動いているという。
カナダのモントリオールに本拠を置くDatamonitorのアナリスト、ピーター・ライアン氏によると、
ソフトウェアサービス市場規模の成長ペースも速まっており、2004年の480億ドルから2008年
には600億ドルに拡大する見込みだとしている。
さらに同氏は、この間ロシアおよび東欧圏企業が占める市場シェアは5%から8%に増える
だろうとRussoftの来場者に語った。
「ロシアならびに東欧諸国は成長に向けて勢いづいている」とするライアン氏は、一般が
抱いている「不安定」と「崩壊」というイメージを克服しなければならないと言い添えた。
そのためには、自らについて語る術を磨く必要がある。
「マーケティングの強化とイメージ刷新を図るためにはそれなりの投資も必要になる」(同氏)
マツケ氏、ポーラック氏、ライアン氏とも、ロシア企業は、マーケティングを強化しつつ、自分
たちの最も得意なスキルを伸ばしていくべきだという意見で一致している。
「マーケティングとビジネスフォーカスの差別化ができれば、チャンスは無限にある」とポーラック氏。
一方マツケ氏は、ロシア企業は既に正しい方向に向かっていると言う。「この2〜3年の進展
ぶりを非常に心強く思っている。ロケットは発射準備を整えた」と同氏は語った。
4 :
七つの海の名無しさん:2006/06/02(金) 23:29:39 ID:2IbJdVtz
ソフトで飯は食えないんだよ!
長い記事だ
>2005年のロシアソフトウェア
>メーカーによる総売上高を10億ドルと推定している。これに対し、インドのソフトウェア
>産業の規模を240億ドル、中国のそれを20億ドルと見込んでいる。
インド強いなー
テトリス
7 :
七つの海の名無しさん:2006/06/03(土) 00:37:05 ID:E3enY2ZN
中学校で普通に商用レベルまでプログラム全員に教えろ!半分は挫折するだろうが。
8 :
七つの海の名無しさん:2006/06/03(土) 01:09:20 ID:oPRGEzqL
ロシアの公用語を英語にすりゃいいだろうが。
ロシア人が英語しゃべるようになったら第二次産業革命が起き、
全世界の国際関係も全く変わるぞ
9 :
七つの海の名無しさん:2006/06/03(土) 01:29:27 ID:P+1eunwG
猫も杓子もITITだな
一方、ロシアはMSXでBASICを使った。
ロシアは美少女ユニットをたくさん作って輸出するといい
寒いからソフトクリーム大国へ
13 :
七つの海の名無しさん:2006/06/03(土) 03:51:51 ID:YIQLJ+hi
北方領土返還
16 :
七つの海の名無しさん:
2chの中のイメージと
現実世界のロシアとは何でこんなに差があるの?