ハリルザド駐イラク米大使は21日、イラク正統政府の発足を受け、同国への影響力を拡大させているイランとの
協議に意欲を持っていることを明らかにした。AP通信との会見で述べた。
大使はイランからイラク国内に流れ込んだ武器や資金が反米武装勢力に渡っていると指摘。
イラクの治安改善のため「イランと話し合うことが数多くある」と語った。
大使は昨年からイランとの協議に意欲を見せてきたが、米国とイランが「結託してイラク新政府を決めた」
との印象を与えないため、これまで協議を控えてきたと述べた。
イランは現在、核問題をめぐり欧米諸国との対立を深めており、大使は協議内容をイラクの治安問題に限定する考えを示した。
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http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SMT&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006052201000165