「表ざたになれば大統領と私はクビ」 政略疑惑で仏首相
ドビルパン仏首相が、サルコジ内相の醜聞を情報機関幹部に探らせたとされる疑惑で、
12日付の仏紙ルモンドは情報幹部の新たなメモを詳報した。首相が「表ざたになれば
大統領と私はクビだ」と言ったことになっており、政権中枢の関与を裏づける内容だ。
メモは3月、「政略疑惑」を捜査中の司法当局がロンド元国防相情報顧問(05年末に
退職)の自宅から押収した。
ルモンドによると、ロンド氏は04年1月9日、当時のドビルパン外相に呼び出され、
サルコジ氏らの「秘密口座リスト」(後に偽造と判明)をもとに、フリゲート艦輸出に絡む
裏金疑惑の調査を命じられた。ルモンドが掲載したのは、その後のやりとりを手書きで
記録したメモだ。
04年7月19日、ドビルパン内相(当時)との会談後のメモには、「疑惑は裏づけられず。
大統領が傷つく恐れあり」の記述とともに、ドビルパン氏の言葉として「我々(の関与)
が表に出たら大統領と私はポストを失う」と記されている。
9月2日には「疑惑を否定する調査にもかかわらず、ドビルパンは『これほど(政界の)
みんなが動揺しているのだから何かある』との判断。サルコジのことか」と、ドビルパン氏
のこだわりぶりに触れている。
ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0512/011.html 関連スレ
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