【スーダン/ダルフール問題】スーダン政府/国連部隊受け入れへ[060507]

スーダン、ハルツーム──スーダン情報省関係者は６日、
政府と反政府勢力１派がダルフール地方の紛争解決を目指す和平協定を結んだことを踏まえ、
国連平和維持部隊を同地方に受け入れる考えを明らかにした。

同省はナイジェリアの首都アブジャで５日夜に行われた和平協定の調印を受け、
政府に代わって国連部隊の受け入れ姿勢を示す書簡を出した。

スーダン政府は、現在ダルフールに駐留するアフリカ連合（ＡＵ）部隊を国連部隊に置き換えることを拒否していた。
しかし、政府はＡＵ部隊と国連部隊の合同駐留を求めるアナン国連事務総長の呼びかけに合意したという。

和平協定をめぐっては、反政府勢力２派による調印拒否などが、紛争解決の見通しに影を落としている。
米国のボルトン国連大使はスーダン政府と反政府１派との協定調印を歓迎するとともに、
協定順守には国連部隊が必要不可欠だとコメントした。

また、協定調印にあたって調停役を務めたゼーリック米国務副長官は、
協定順守を仮定した場合も、ダルフールの治安改善までの道のりは遠い、との認識を示した。

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200605070013.html

関連ニュース　ダルフールで食糧配給半減　ＷＦＰ、栄養不良深刻化も

【ジュネーブ７日共同】
国連の世界食糧計画（ＷＦＰ）が今月１日から、
紛争の続くスーダンで西部ダルフール地方の国内避難民などに対する食糧配給を半減する措置に踏み切り、
避難民の栄養不良が深刻化する恐れが強まっている。
資金不足で、各国からの拠出金が今年は必要額の３２％しか集まっていないためだ。

「世界最大の人道危機」とされるダルフール紛争では、
スーダン政府と反政府勢力３派のうちの１派が５日、和平協定に調印したが、
残る２派は和平案を拒否しており、和平の行方は依然流動的。
モリスＷＦＰ事務局長は、国際社会に一刻も早い資金拠出を呼び掛けている。

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=NGK&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006050701002993

関連情報
WFP　国連世界食糧計画　http://www.wfp.or.jp/

スーダン共和国　The Republic of the Sudanl
基礎データ　　http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/sudan/data.html
スーダン概況　http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/sudan/kankei.html
場所　　　　　　http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/africa/image/map23.gif

【スーダン】反政府勢力が和平案への署名を拒否　ダルフール紛争[05/05]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1146835279/
小泉首相、ダルフール紛争解決支援を表明〜アフリカは「自分たちの声で語る歴史」つくり出せ(5/1)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1146500298/
【スーダン】ダルフール和平協議合意せず、交渉期限を48時間延長 [5/1]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1146478613/
【スーダン】ダルフール虐殺対応を米政府に求める集会、オスカー俳優ら参加[06/05/01]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1146450564/
【スーダン】ダルフール支援、資金難　WFP「３百万人飢える恐れ」[06/04/30]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1146407045/

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