マウス混入スープのでっち上げ親子に有罪判決=米バージニア州
【ライブドア・ニュース 05月02日】−
AP通信によると、米バージニア州のチェーン店レストラン「クラッカー・バレル」の
スープにネズミの死骸が入っていたことを理由に賠償金を要求していた親子に対して
裁判所は28日、2人がうその言いがかりをつけて、賠償金を得ようとしたとして
有罪判決が下された。
4時間あまりの審議のなかで、カルラ・パターソン(38)被告は、2004年の母の日の前日、
5月8日に同レストランで親子が食事をしたところ、母親が食べていた野菜スープの
中からネズミの死骸が出てきたと証言していた。ただ、検死結果では、頭蓋骨骨折
で死亡したネズミの肺に調理スープが混入していた形跡はかく、死亡後にスープに
混入されたという結論が下されていた。
レストラン側は、パターソン親子が50万ドル(約5700万円)もの賠償金を要求したと
主張していたのに対し、被告人側は、レストラン経営者が評判を落とさないために
賠償金を申し出たと反論していた。
親子の罪は最高で懲役10年の刑が見込まれるが、陪審員は1年の服役刑と
それぞれ28万円の罰金の評決を下した。判決は7月5日に下される予定。【了】
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1911187/detail