イスラエル、第1党のカディマと労働党が連立
---
イスラエルの3月28日の総選挙で第1党となった中道新党カディマと
第2党の中道・左派の労働党は27日、連立政権作りのための政策協定に合意した。
今後、他の政党とも合意し、来週にもオルメルト・カディマ党首を首相とする
新内閣が発足する見通しだ。
政策協定の詳細は同日、共同記者会見を開いて発表する。
全部で27の閣僚ポストのうち、7つを労働党に割り当て、ペレツ党首が国防相に就く見込み。
新政権はカディマが総選挙で公約したヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の大部分を
2008年までに撤収し、パレスチナ側との境界線を一方的に確定する政策の実行が目玉となる。
カディマは総選挙で28議席、労働党は19議席をそれぞれ獲得した。
カディマは年金党(7議席)とはすでに連立政策で合意した。
今後、宗教政党シャスやユダヤ教連合などを加えて、
全120議席の内過半数を占める安定政権を作る考えだ。
★ ソースは、日本経済新聞 [日本] とか。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060427AT2M2702P27042006.html