■F1オーストラリアGP HondaのJ.バトンがポール獲得!
今季第3戦のオーストラリアGPは、メルボルンのアルバートパーク・サーキット(1周
5.303km)で、現地時間(以下、現地時間)1日の午後2時より、公式予選が行なわれた。1
次予選、2次予選ともにセッションが赤旗中断された波乱の予選を制したのは、Hondaのジェ
ンソン・バトンだった。
午前中、時折雨が降ったサーキットは、予選開始時には気温19℃、路面温度27℃のドライ
コンディション。
HondaのJ.バトンが1'25.229で、今季初、通算3回目のポールポジションを獲得。一時トッ
プタイムを記録したルノー勢にHondaが競り勝った。2番手にジャンカルロ・フィジケラ、3
番手にフェルナンド・アロンソとルノー勢が続く。4番手にマクラーレンのキミ・ライッコネ
ンが入り、昨年ドライバーズタイトルを争ったF.アロンソとK.ライッコネンが、明日の決勝
レースで2列目のグリッドに並ぶ。
Honda、トヨタの両日本勢は、チームメイト間で明暗分かれる結果となった。Hondaのルー
ベンス・バリチェッロは、1次予選で直前のSUPER AGURIの井出有治を追随する形でラップタ
イムを上げられず、17番手だった。一方のトヨタは、ラルフ・シューマッハが最終予選で6番
手を獲得するも、ヤルノ・トゥルーリはそのセッションを1周も走れずに10番手。また、
SUPER AGURIは、佐藤琢磨が21番手、井出有治は22番手タイムだった。
また、フェラーリのフェリペ・マッサは2次予選中にクラッシュを喫し、16番手。チームメ
イトのミハエル・シューマッハも最終予選に0.004秒差で進むことができず、11番手に終わった。
注目の決勝レースは2日、午後2時(日本時間:午後1時)にスタートする。Hondaは
“オールHonda体制”として、1967年イタリアGP以来39年ぶりの勝利を目指す。
ソース:2006年4月1日(土) 14時26分 ISM
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060401&a=20060401-00000101-ism-spo