ウラン濃縮装置1基分の遠心分離器、イランが設置完了
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イランは中部ナタンツのウラン濃縮施設で、
濃縮度を段階的に高めるための装置である「カスケード」1基分に当たる
164個の遠心分離器の設置をほぼ完了した。
外交筋が25日明らかにした。
個々の遠心分離器を連結する配管作業は終わっておらず、
カスケードとしての運転には至っていない。
遠心分離器164個のカスケードでは、約15年間で、核兵器1個分の高濃縮ウランが生産できる。
イランの採用している設計では、遠心分離器164個のカスケードが基礎単位で、
同様のカスケードを多数設けることで、濃縮ウランの大量生産に移行できる。
このため、米欧は、イランがこのカスケードを運転し、
濃縮の基礎となる技術を習得することを警戒している。
★ ソースは、読売新聞 [日本] とか。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060325i312.htm 遠心分離器 = Made in Japan.