◇インド与党ガンジー総裁が議員辞職へ 兼職批判受け
インド与党、国民会議派のソニア・ガンジー総裁が23日、下院議員を辞職する
意向を表明した。総裁が国家諮問委員会の議長職にも就いていることが、
国会議員の有給政府機関ポスト兼職を禁じた法律に違反するとして、野党が
激しい追及を始めていた。政治混乱を避けるための決断だとみられる。
ガンジー総裁は23日午後「良心に従って議員を辞する」と声明を読み上げた。
国家諮問委員会議長職も辞するとした。一方で、インドPTI通信によると、
自らの辞職で空席となる議席の補選に立候補する考えも明らかにした。
こうした兼職議員は与野党合わせて40人以上いるとされる。
ガンジー総裁の辞職は、野党の追及に先手を打って対応する
狙いもあるとみられる。
ソース(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/0323/014.html