子どもたちが競技観戦、障害者への理解じわり深まる
【トリノ=小島剛】「障害者と健常者の壁を取り払おう」とのテーマを掲げたトリノ
・パラリンピック。地元では、学校教育の一環として子どもたちが観戦に訪れるな
ど、これまで以上に障害者への理解が深まりつつある。
アルペン会場のセストリエールでは17日、観客席の大半を子どもたちが埋め
尽くした。大会組織委員会によると、各会場の入場券の多くは、小中高校が校外
学習用に購入したという。「これほどの子どもたちの応援は五輪ではなかった」と
大会スタッフは驚く。
トリノ市郊外の公立中の男子生徒(14)は「肉体的な不自由さがあっても、その
人の意志次第で幸せな人生になることが分かった」と感激した様子。別の公立中
の女性教師は「障害者が懸命に滑る姿を見れば、生徒たちの考え方に刺激を与
えるはず」と話す。
(下記ソースより一部引用)
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20060318i506.htm http://www.yomiuri.co.jp/