◇米国居住のドイツ代表監督に批判、W杯準備会合に欠席
ドイツ・デュッセルドルフ――サッカーのワールドカップ(W杯)本大会を
今夏主催するドイツ実行組織委員会のベッケンバウアー会長は6日、
同委が先に2日間わたって開いたW杯関連の会合に同国代表の
クリンスマン監督が欠席し、居住先の米国に戻ったことを強く非難した。
会合は、大会の技術的問題に関するもので、参加32カ国の監督、
連盟幹部らが出席した。往年の名選手でもあるベッケンバウアー会長は、
「不在は信じられない。大会主催国として出席しなければならない。
これ以上、言うと、ひどい言葉になるのでもうやめる」と激怒している。
クリンスマン氏は2004年8月に監督へ就任。以降、米国とドイツの間を
行き来している。ただ、ライバル・イタリアとの最近の親善試合で惨敗するなど
成績は好調と言えず、数カ月後に大会開幕を控え、ドイツに居続けるべきだとの
声が強まっている。
クリンスマン監督はこれに対し、毎月半分はドイツに滞在していると反論。
選手、コーチとは電話や電子メールで接触を持っており、問題はない、
と主張している。
ソース(CNN)
http://cnn.co.jp/sports/CNN200603070020.html