■イラク議会 3月12日初招集
イラク暫定政府のタラバニ大統領は、6日、首都バグダッドで記者会見し、
「今月12日に議会の初会合を開催するよう呼びかける」と述べました。
これによって、イラクの新しい首相らを選出する初めての議会が、
去年12月の選挙から3か月近くたって、ようやく招集される見通しとなりました。
イラクの新しい首相をめぐっては、もっとも多い議席を獲得したイスラム教シーア派
の「統一イラク同盟」が、いまの暫定政府を率いるジャファリ首相を擁立していますが、
スンニ派やクルド人、それに世俗的な勢力からも強い難色が示され、政権づくりの各派
の協議が難航しています。このため議会が招集されたあと、新しい政府が正式に発足
するまでには、なお相当な時間がかかるものとみられます。
一方6日、バグダッドの北にあるバクバの市場で爆弾が爆発し、警察によりますと、
少女2人を含む6人が死亡するなど、宗派間の対立を背景にしたテロや襲撃が
依然として相次いでいます。
(更新日時−2006年3月7日5時43分)
引用元:NHK
http://www3.nhk.or.jp/ http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/07/d20060307000028.html