【客船】クルーズ市場が急拡大 大型客船建造相次ぐ 低料金化、より身近に[06/03/06]

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1 ◆BENIMfd8Ds @紅丸はなφ ★:2006/03/06(月) 07:34:52 ID:???
■クルーズ市場が急拡大 大型客船建造相次ぐ 低料金化、より身近に
 
豪華客船や大型客船の建造が相次いでいる。クルーズ市場の急拡大が
予想されているためだ。クルーズが身近な旅に変容しつつあることが、市場拡大の背景にある。

≪22万トン船が登場≫

2月17日、英海運大手のキュナード・ラインは、2007年12月に就航する
総トン数9万トンの「クイーン・ビクトリア号」の詳細を発表。豪華な施設が話題を集めた。
英紙デーリー・テレグラフによれば乗客約2000人、乗員約900人を収容。
800席の劇場「ロイヤル・コート・シアター」や書籍6000冊という2階建て図書館、
3階建てのロビー、100平方メートルのダンスフロアを備える。建造費用は約3億ポンド(約600億円)だ。

豪華さではなく、規模で注目を集めたのが、2月6日にクルーズ会社
大手の米ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが建造を発表した09年秋就航予定の
超大型客船。最大6400人の乗客を収容。総トン数は22万トンと1990年代の大型船
14万トン級に比べ約1.5倍。船名や施設の詳細は今後決定するが、建造費は
約12億4000万ドル(約1400億円)にも上る。

こうした豪華客船や大型客船は、年間10−15隻のペースで建造が進むとみられている。
 
(更新日時−2006年3月6日7時5分)

引用元:FujiSankei Business i http://www.business-i.jp/
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200603060001a.nwc

本文の続きは>>2以降
2 ◆BENIMfd8Ds @紅丸はなφ ★:2006/03/06(月) 07:35:22 ID:???
≪米市場が急回復≫

米国の主要クルーズ会社などでつくる業界団体「クルーズ・ライン・インターナショナル・アソシエーション(CLIA)」
によると、「世界のクルーズ市場の9割を占める」(日本郵船)といわれる北米発着のクルーズ客は、
05年に前年比約9.5%増の約1100万人と2けた近い伸びを示した。
北米市場は01年9月の米中枢同時テロの影響で客足が減り、「一時危機的状況に陥った」(大手海運)が、
ここ数年で急回復。06年はやや伸び率が鈍化するものの、CLIAは約4.4%増と堅調な伸びを予想する。

CLIAは市場規模拡大の理由として、クイーン・ビクトリア号のような施設の高級化が進み、
船内がより快適になっていることに加え、クルーズ船が寄港できる港湾の数が増えたことを挙げる。

米東海岸で最大の貨物搬出拠点、ハンプトン・ロード港(米バージニア州)のあるノーフォーク市は、
大型客船の乗降にも対応できるよう、大がかりな港湾改修工事を進めており、07年3月をめどに客船の
受け入れを始める。

地元紙バージニアン・パイロットによれば、改修費は約3600万ドル(約42億円)に上る。狙いは下船した
乗客が地元に落とすお金。同市は、乗降客を相手にしたレストランや土産物店などの売り上げが伸びると期待している。
同市だけでなく、米国の多くの港湾都市が貨物船から客船に軸足を移し始めているという。
3 ◆BENIMfd8Ds @紅丸はなφ ★:2006/03/06(月) 07:35:53 ID:???
≪新ビジネスモデル≫

しかし、クルーズ市場の拡大には、さらに大きな理由がある。
たとえばルーズの代名詞ともいうべき、世界一周旅行には、1800万円前後の多額の旅行費用と
100日前後のまとまった時間が必要。現役をリタイアしたシニア層にしか手が出ない優雅な旅だった。
そこに、クルーズ客の裾野を広げるべく登場したのが、「フライ・アンド・クルーズ」と呼ばれる旅客機と
客船の組み合わせ旅行。たとえば、日本からの米西海岸ツアーで往路は旅客機、帰りだけ豪華な船旅を楽しむ。

旅行代理店のJTBによると、この空と海の旅の組み合わせは「2−3年前から世界のクルーズ市場に普及し、
若年客の増加につながっている」という。

外航クルーズは、旅行費用の多い順に、大きく「ラグジュアリー」「プレミアム」「マス」に分けられる。このうち、
最も高い成長が見込まれるのがマス市場だ。すべてがタダというラグジュアリークラスと異なり、安い料金で
最低限のサービスを受けられる半面、飲み物や特別のレストラン、スパなどの施設利用には別料金を徴収される。
世界のクルーズ業界は、このビジネスモデルが将来のドル箱になるとみている。多くの乗客を乗せられ、充実した
施設を持った客船の建造が相次いでいるのも、このためだ。

こうした低料金化は、フライ・アンド・クルーズと同様、船旅をより身近なものにしている。
日本郵船は北米市場の拡大を見越し、2010年以降「クリスタル・シンフォニー」「クリスタル・セレニティ」に続く
第3の客船の投入を検討。商船三井客船は「日本でもレジャークルーズが毎年、着実に伸びているが、昨年来、
景気回復の好影響も出始めた」と、クルーズ人気の盛り上がりに期待を寄せている。
4REI KAI TSUSHIN:2006/03/06(月) 08:15:21 ID:lTlZUUf8
5七つの海の名無しさん:2006/03/06(月) 08:25:41 ID:dyEOlHKZ
日本も豪華客船もっと受注しないと・・・
6七つの海の名無しさん:2006/03/06(月) 08:58:36 ID:icXwtOZN
これ、注文しました(^o^)/
ttp://www.suzuki.co.jp/CRUZE/index.html
7七つの海の名無しさん
トム=クルーズの人気が急拡大
に見えたorz