■クルーズ市場が急拡大 大型客船建造相次ぐ 低料金化、より身近に
豪華客船や大型客船の建造が相次いでいる。クルーズ市場の急拡大が
予想されているためだ。クルーズが身近な旅に変容しつつあることが、市場拡大の背景にある。
≪22万トン船が登場≫
2月17日、英海運大手のキュナード・ラインは、2007年12月に就航する
総トン数9万トンの「クイーン・ビクトリア号」の詳細を発表。豪華な施設が話題を集めた。
英紙デーリー・テレグラフによれば乗客約2000人、乗員約900人を収容。
800席の劇場「ロイヤル・コート・シアター」や書籍6000冊という2階建て図書館、
3階建てのロビー、100平方メートルのダンスフロアを備える。建造費用は約3億ポンド(約600億円)だ。
豪華さではなく、規模で注目を集めたのが、2月6日にクルーズ会社
大手の米ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが建造を発表した09年秋就航予定の
超大型客船。最大6400人の乗客を収容。総トン数は22万トンと1990年代の大型船
14万トン級に比べ約1.5倍。船名や施設の詳細は今後決定するが、建造費は
約12億4000万ドル(約1400億円)にも上る。
こうした豪華客船や大型客船は、年間10−15隻のペースで建造が進むとみられている。
(更新日時−2006年3月6日7時5分)
引用元:FujiSankei Business i
http://www.business-i.jp/ http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200603060001a.nwc 本文の続きは
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