フィリピンのベラスコ検事は27日、軍によるクーデター未遂疑惑で、兵士や左派議員4人を含む16人
が起訴されたことを明らかにした。
有罪となった場合は6年以上の実刑が言い渡されるため、議員らに訴追免除は適用されない。同検事
は記者会見で、「われわれは有力な証拠を入手している」と述べた。
こうしたなか野党議員のグループは、アロヨ大統領が発令した非常事態宣言が違憲だとして、最高裁に
訴訟を起こす意向を表明した。
首都マニラ市内の学校は休校となったが、企業の業務は平常どおり。金融市場は非常事態宣言が発令
された24日に動揺が広がったが、27日は小動きの展開となった。 2006.02.27 Web posted at: 17:09 JST
ソース:CNN
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http://www.cnn.co.jp/world/CNN200602270014.html】