19日未明に爆発事故が発生したメキシコ北部サビナス近郊のパスタ・デ・コンチョス炭鉱では、
坑内に閉じ込められた作業員65人の救助活動が続いているものの、今のところ安否は確認
されてない。当局者らは21日、生存者発見の望みはまだ残っているとしながらも、65人が生存
している可能性は極めて低いとの認識を示した。
作業員の家族らは炭鉱付近で36時間以上も待機しているが、安否情報が全くない状況にいらだちを
募らせている。ある男性はメガホンで「本当のことを言ってくれ」と叫び、息子が坑内にいる父親は
「救助隊が坑内を1メートル進んだなら、われわれにも伝えてほしいのに、何も教えてくれない」と
不満を漏らした。
坑内の酸素はわずか6時間分だが、関係者らは坑内の換気システムがまだ機能していると見ている。
ただ、作業員らが留まっている場所まで酸素が届いたかは未知数。同炭鉱を所有するグルポ・メヒコの
関係者によると、酸素タンクは坑内各所に設置されているが、作業員らが発見できたかは不明。
グルポ・メヒコの鉱山をめぐっては、安全管理の問題が以前から指摘されていた。鉱山労働者組合は
原因究明と同社の責任追及を求めている。
■ソース(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200602210008.html ■関連スレッド
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