◆Red Light district opens its doors to fend off political move for tighter restrictions
(Mainichi Interactive/AP 画像あり)
http://mdn.mainichi-msn.co.jp/international/news/20060219p2g00m0in006000c.html アムステルダムの「飾り窓<Red Light>」地区で、土曜日に、そのカーテンの裏側を一般の
人々に公開する「オープン・ハウス」が開催されており、何千人もの旅行者やオランダ人が
セックス・クラブやトップレス・バーで無料のドリンクを飲んだり中を見学したりしてい
る。
娼婦たちは、オープンハウスの訪問者に、彼女たちがビジネスをする小部屋に立ち入るこ
とを許し、衛生規則や、難しい客に直面したときに使う警報装置などを説明する。
刺激的な明かりの部屋の内側は通常は質素なもので、通常はベッド1つとサイドテーブル、
それにシャワーがついているだけだ。
若い女性は5人の男性見学客を部屋に案内し、客はすぐにコンドームの装着を勧められ、彼
等の15分間・50ユーロのセッションの前にシャワーを浴びたいかを聞かれるのだと説明し
た。
「保守的なケンブリッジあたりではこのようなことは期待できないですね。」セックス・
クラブやセックス・トイ販売店の並ぶ運河沿いの通りを見て回った後で英国の観光客テイ
ラーさん。
オープンハウスは、飾り窓を廃止し、ランジェリー姿の娼婦がネオンライトの窓で自身を
売るのを止めさせたいアムステルダム市議最大会派労働党の提議を回避し、堕落している
との評価に反対する行動として始められた。娼婦情報センター<Prostitution Information
Center>と、セックス博物館、現地で活動している救世軍による支援を受けている。
数か月前に発刊された書籍でLodewijk Asscher氏は、飾り窓での売春が、犯罪を助長し、
売春斡旋、麻薬中毒、人身売買などを拡大させるとして厳しく取り締まるよう当局に促し
ている。「買春を寛容にも合法化するのであれば、それにより生じる問題とも戦う必要が
生じる」Asscher氏。オランダでは、買春が、課税と規制を容易にするためとして2000年
に合法化されている。
また、最近の研究では、衛生規則が定められているものの7%のオランダ人がHIVに感染し
ているという。
オランダ東部アルンヘムでは飾り窓地区が自治体当局により閉鎖された。
「飾り窓は、このところ否定的な評価を受けている。私たちは飾り窓が安全性な世界だということを示したい。」娼婦情報センターの主催者Mariska Majoorさん。
Majoorさんは、全てのセックス・ワーカーが喜んで彼女たちの職場をポカーンと眺めたり写真を撮ったりする旅行客に公開しているわけではないとしている。
「私は彼女たちの怒りは、理解しています。」元娼婦でもあるMajoorさん。オープンハウスが恥なことではなく、ビジネスを振興する意図だと理解してくれることを期待している。
アムステルダムの買春は、同市が世界でも最も豊かな港湾都市であった17世紀の黄金時代
に、商船の船員相手に大きく成長した。
飾り窓地区は、アムステルダムの中心部に位置し、20世紀には人気のある観光地となって
いる。
◆関連記事
【オランダ】アムステルダムに「マリファナ禁止」交通標識[060208]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1139324987/l50