□ パレスチナ評議会招集、ハマスは和平路線拒否
[ラマラ(ヨルダン川西岸) 18日 ロイター] イスラム原理主義組織ハマスが第1党と
なったパレスチナ評議会が18日、招集された。
演説した暫定自治政府のアッバス議長は、ハマスに対し、イスラエルとの和平路線の受け入
れを求めたが、ハマスはこれを拒否。今後組閣作業に入るが、ハマスがイスラエルの承認と武
装放棄に応じない限り、アッバス議長との対立や西側諸国の反発が強まるおそれがある。
イスラエル政府は、ハマスに圧力をかけるため、パレスチナ人への制裁強化を検討。イスラ
エル政府高官は、新政権がイスラエル承認・暴力停止・過去の和平合意の受け入れに応じなけ
れば、「敵対組織」とみなすと発言している。
ハマスは「(イスラエルによる)占領と攻撃が続く」限り協議には応じない姿勢を示した。
アッバス議長は19日にガザ地区を訪れ、ハマス幹部のマフムード・ザハル氏と組閣につい
て協議する。ザハル氏は、首相候補としてイズマル・ハニヤ氏を正式に提案するとみられている。
ソース:(ロイター) - 2月19日13時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060219-00000764-reu-int 写真記事:(2006年 ロイター/Oleg Popov)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060219-00000764-reu-int.view-000