◇ヤコブ病:輸血で3例目の感染か イギリス
英保健当局は9日、牛海綿状脳症(BSE)が感染して起こるとされる変異型の
クロイツフェルト・ヤコブ病の感染者から輸血を受けた患者が、同病に感染している
可能性が高いと診断されたと発表した。輸血を通じた感染は英国で3例目という。
この患者は輸血から8年後に発症し、専門病院で治療を受けているという。
血液を提供した感染者は献血の1年8カ月後に発症した。
ヤコブ病は、進行性の認知症や運動失調の症状が出て、全身衰弱などで死に至る。
英国ではこれまでに、変異型ヤコブ病と確認されたり、可能性が高いとされた症例が
約160報告されており、うち死亡は154例に上っている。(ロンドン共同)
ソース(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060210k0000e030004000c.html