◇独連邦憲法裁:米同時多発テロのモロッコ人受刑者を釈放
ドイツ連邦憲法裁判所は7日、01年の米同時多発テロで国際テロ組織アルカイダの
実行犯を支援したとして昨年8月に禁固7年の実刑判決を受けたモロッコ人留学生
モウニル・モタサデク受刑者の釈放を命じた。同受刑者は同日釈放された。
ドイツのメディアによると、憲法裁は弁護側の異議を受けて釈放を決定、
本来管轄する地裁が新たな判断を下すとしている。
同受刑者は1審で03年、同テロ関連では世界で初めて殺人ほう助罪などの
有罪判決を受けた。しかし、04年3月、調書の信用性に疑問があるとして
1審判決が破棄され、ハンブルクの上級地裁での再審で、国際テロ組織に
所属した罪で再び有罪と認定されていた。(ベルリン共同)
ソース(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060209k0000m030038000c.html