◆In most expensive Turkish film, Americans in Iraq murder for pleasure, Jewish doctor runs an organ farm(Pravda/AP)
http://english.pravda.ru/news/world/02-02-2006/75337-0 トルコで3日、過去催告額の制作費(約1,000万米ドル)がつぎ込まれた映画「Valley of
the Wolves Iraq」が公開される。
同映画では、イラクに駐留する米兵が結婚式を攻撃し、母親の目の前で子供に銃を乱射、
また罪のない何十人もの人々にマシンガンを掃射する。
また、馬丁<groom>の頭を撃って生きたままアブグレイブ収容所に運び、収容所ではユダ
ヤ人医師が臓器を摘出、ニューヨークやロンドン、テルアビブの裕福な人々に臓器を売却
する。
同映画は、トルコで高まりつつある、同じNATOの加盟国である米国に対する否定的な国
民感情から着想を得ており、米国を悪霊とみなす新しいジャンルのポップカルチャーの最
新作である。同様な作品にはトルコと米国の戦争を描いた小説メタル・ストームがあり、
これは何カ月にもわたってベストセラーとなった。
最近の調査がトルコの世論の米国に対する深い敵意を物語っている。調査結果によれば、
回答者の53%が「無礼<rude>」、70%が「暴力」、68%が「どん欲」、57%が「不道徳」
といった言葉と、米国とを関連づけている。
先行チケットは既にトルコ全土で発売されている。映画にはトルコ語、アラビア語、クル
ド語、英語で字幕が付けられ、米・英、ドイツ、オランダ、デンマーク、ロシア、エジプ
ト、シリア、オーストラリアといった10か国以上の外国での上映が決まっている。映画に
は、自らを「神によって送られた平和維持の使徒」と称する士官マーシャルを演じるBilly
Zane、ユダヤ系米国人医師を演じるGary Buseyといった米国人の俳優も出演している。
同映画は、2003年7月4日にイラク北部スレイマニヤで起きた史実で始まる。米兵がトルコ
の特殊部隊の施設に対して作戦を実施、トルコ兵士11人が収容所で2日間以上拘束された。
米軍は、その時はイラク反政府武装勢力を捜索していたとし、兵士が制服を着ていなかっ
たため意図せずして拘束してしまったと説明した。しかしこの事件によりトルコ・米国間
の関係はダメージを受け、トルコ人の国家的な誇りも傷つけられた。
トルコ国民は伝統的に自国の兵士を偶像化する。多くの親が、熱心に子供を兵役に送り出
す。
映画では、その後トルコの兵士のひとりが、名誉のため自殺する。遺言はトルコ治安機関
のエリート将校に届き、将校は少数のグループを率い、兵士の屈辱を晴らすためイラク北
部に入る。そこでは米軍士官マーシャルが率いるならず者の米兵グループを発見、対決と
なり、トルコ人将校らはイラクの人々とともに、米兵グループが行っていた残虐行為に終
止符を打つ。米兵グループは殺され、映画は終わる。
イスタンブールのTopbas市長はプレミア上映を鑑賞後AP通信に「シナリオが素晴らしい。
兵士の名誉は傷つけられてはならない。」と語った。しかし、プレミア上映を観たTopbas
市長や他のトルコ人は、米国でその映画がどのように受け取られるかについてはそれほど
心配していなかった。
プレミア上映の後、ソファにくつろぎながらトルコ人モデルNefise karatayさんはAP通信
に「この映画がもとで戦争になることはありません。この映画とは関係なく、皆が米国人
の良い面を知っています。」と語った。
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