【ウィーン31日共同】国際原子力機関(IAEA)は31日、イランが
パキスタンのカーン博士を中心とする「核の闇市場」から得ていた
書類が「核兵器の一部の製造に関係する」などと明記した調査報
告書をまとめ、理事会メンバー国に配布した。
書類は、核弾頭の中核部分となる濃縮ウランを半球形にする技術
に関する内容。国連安全保障理事会へのイラン核問題付託を協議
する2日からのIAEA緊急理事会を前に、「核開発は平和利用目的」
と主張するイランは一層苦しい立場に追い込まれそうだ。
報告書はIAEAの保障措置(査察)部門の最高責任者、ハイノネン
事務次長が先週イランを訪問した際の調査内容などをまとめた。
ソース:共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060201-00000021-kyodo-int