【トリノ五輪】カラカラ天気だったトリノ、五輪間近でやっと『恵みの雪』 黒い岩肌白く化粧[060128]

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1夏まっさかりφ ★

◇五輪間近のトリノやっと『恵みの雪』 黒い岩肌白く化粧

【トリノ=阿部伸哉】冬季五輪開幕を来月十日に控えたイタリアのトリノで、
二十六日朝から本格的な雪が降り始めた。ドカ雪に悩む地域が多かった
日本とは裏腹に、トリノでは昨年十一月下旬以来、山岳部を含めて
カラカラ天気が続き、市民から「本当に冬季五輪ができるの」と冷ややかな声も上がっていた。

「いい方向から風が吹いている。地中海方向からだな」。トリノから西へ約八十キロにある
アルペン競技会場「セストリエール」で、競技会場管理担当のジャンニ・ポンセットさん(50)は
満足げにゲレンデへ目をやった。

競技会場はアルプス山脈の東側に散らばる。南東から地中海の湿気が運ばれると、
北からの寒気とぶつかり、かなりの降雪が期待できるからだ。

会場の標高は二千メートルを超える。だが、二十五日まで今季の延べ積雪量は
たった六十センチ。もともと多雪地域ではないが、例年の半分から三分の一程度しかなかった。

もっとも、スノーマシンをフル回転させてきたおかげで、ゲレンデの積雪量は競技に必要な
95%がすでにでき上がっており「今回の降雪がなくても、まったく問題なかった」とポンセットさん。

開幕直前まで雪不足で頭を痛めた長野五輪の経験を踏まえ、四年前から滑走コース沿いに
最新スノーマシンをずらりと並べた。コースの各地点で温度、湿度、風向きをセンサーで感知して、
スタート地点からゴールまで均質な雪をつくり出す。「むしろ天然雪よりいい状態になる」とも。

ただゲレンデ周辺では、ほこりにまみれたどす黒い氷のかたまりが目立ち、
周囲の山にあるむき出しの岩肌や雑草も隠せなかった。スキー場を運営する
セストリエール社広報、クラウディア・デベルナルディさんは、降雪を素直に喜ぶ。
「五輪でスキー場全体の映像が世界中に流れる。イメージの問題ですよ」

トリノ市内もすっぽりと白く様変わりした。公園では久々の雪に、子どもたちが雪合戦を楽しむ姿も。

つい一週間前には、作業員が半袖で作業をしていた
五輪関連施設の工事現場も、すっかり雪化粧した。

心配された五輪施設の建設工事は急ピッチで進んでおり、開幕には影響なさそう。
だが、現場周辺の歩道は掘り返されたままで、廃材が散らかっている所も多い。

ソース(東京新聞)http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060128/eve_____sya_____000.shtml

▽26日、積雪が少なく岩肌が見えるイタリア・セストリエール。競技コースでは、人工降雪機がフル稼働していた
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060128/060128evtop.jpg

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五輪。ぐへへへ。